2016年1月Vol.42
こんにちは、サクライです。先日、愛媛県の道後温泉に行ってきました! 1200年以上昔からある日本最古の温泉です。台湾の九份(きゅうふん)と共に「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われている温泉です。
道後温泉本館は外観からして立派です。築122年の木造建築で、いかにも歴史ある由緒正しき温泉!!という趣があります。浴室は男女それぞれ2種類(神の湯・霊の湯)。お湯はアルカリ性単純泉(透明でさらさら)。制限時間は入館から退館まで1時間。長湯の私には足りないと思ったのですが、ちょうどよかったです。すぐに体がぽかぽかしてくるので、あまり長くは入れません。いい湯です。
あまり長くは入れないもう1つの理由・・・湯船の中で落ち着いて座れなかったんです。だいたい温泉って、湯船の中に段差がありますよね。まず段差に足をおいて、階段を下りるように入湯します。しばらく底に座って肩までつかり、体が熱くなってきたら、先ほど足をおいた段差に腰かけませんか?そして胸から上は湯に入っていない状態で、しばしぼ~っとしますよね。しかし道後温泉は、この段差が狭い!!
段差が狭くて、腰かけるとお尻がはみ出るんです。半分くらいはみ出るんです。どーにも落ち着かない。
ナゼこんなに狭いんだ? あの有名な正岡子規も湯につかってぼ~っとしながら歌を詠んだらしいのに、こんなに落ち着かない状態では歌なんて詠めません。
どうすりゃいいんだ?あれやこれやと体勢を変えて、見つけました、落ち着く姿勢。道後温泉の正しい入り方は、こうです!!!
・・・でもこの入り方だと、洗い場にずらーっと並ぶ背中を眺め続ける事になるので、妙な気持ちになります。「あの人はクビレが色っぽいなぁ」とか「この人は洋ナシ体型だなぁ」とか思わずにはいられません。これはこれで、ちょっと落ち着かない(苦笑)。
とはいえ、道後温泉は体が芯からぽかぽかする良い湯でした。また行きたいです。