2017年1月Vol.54
こんにちは、サクライです。暦の上では春とはいえまだまだ寒いですね~。最近の週末は本当に辛いです。鼻水を垂らして、指先を真っ赤にして、足指なんて麻痺しちゃいながら、懸命にロードバイクをこいでいます。
実は昨年夏からロードバイクを始めまして。「気分転換になれば~」と軽い気持ちで始めたのですが、魅力にズブズブとハマってしまって、今では気分転換なんてものではありません。超真剣に取り組んでいます。ロードバイクに乗った事ありますか?自転車とは全然ちがうんですよ! まず姿勢が違うので、首と腕と背中が痛いです。次にスピードが違うので、緊張感が違います。私は初乗り直後に気絶しました。しかも痙攣していたそうです(夫が一緒だったので大事には至っていません)。そのくらいキツイんです。しかし目覚めると「もう1度こぎたい」と思ってしまうロードバイクの不思議…。
ところで、皆様も車でロードバイクの横を通り過ぎる事があると思うのですが、その時はどうか優しくしてあげてください。あの時、ロードバイク走者は大変な恐怖の中にいるんです。
ロードバイクは歩道は走れません。私でさえ時速25km(夫は時速35km)出るので歩行者にぶつかったら大怪我をさせてしまいます。しかし、路肩を走るのはめちゃめちゃ怖いです。吹けば飛ぶようなロードバイクの脇をびゅんびゅん通り過ぎていく車の群れは、大きくて速くて重量感たっぷりで…車は凶器だという事が身にしみて分かります。
「私はいつ死んでもおかしくない」という、普段は忘れている事実に気づかされます。もう、象の大群の隣を走るインパラになった気分です。
路肩(車道と歩道の境目)がロードバイクの居場所なのですが、ロードバイクの繊細なタイヤにとって、この場所は過酷です。コンクリートの処理が雑で凸凹している事があります。小さな段差がある事も多いです。マンホールの蓋もあります。こういった凸凹や段差や蓋に、ロードバイクのタイヤは弾き飛ばされてしまうんです。もし車道側に飛んだら…?下手したら命はありません。
たまに「もっと歩道側に寄れ~」と圧をかけてくる車がありますが、それにビビって障害(凸凹、段差、蓋など)を踏んでしまうと悲惨なことになるので踏ん張っています。初めは怖くて涙ぐんでいましたが最近は泣きません。怖いけど泣きません。体だけでなく心も強くなってきました(笑)。
私はもとの運動能力が低いので、伸びしろは大きいです。いつか皆様に「ロードバイクで○○まで行きました」なんて、楽しい報告をしたいと思います!!