11月の1冊

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こんにちは、PDR米澤です。

今回は月イチ恒例の書籍紹介ということで、私の友人が書いた「外国人から見たニッポン」という本を紹介させていただきます。

 

本の内容としては、日本の街角で外国人に「What do you want to say about Japanese culture?」と突撃インタビューをし、その答えをスケッチブックに書いてもらい、その写真と感想をまとめたもの。筆者はサンディエゴ留学時代に外国人の友人に「日本人の心って何だ?」と聞かれ、何も答えられなかった経験から、自分と日本の文化を見直すためにこの企画を思いつき、日本に帰国後、出版社に企画を持ち込み、何度も通って熱意を伝える事で出版までこぎ着けたそうです。

 

筆者とは小学生の頃一緒のサッカーチームでツートップを組んでいた仲で(とは言っても私が下手すぎて迷惑をかけてばっかりでした)、それからはチームが変わって高校まで敵として対戦する事もあり、味方の時も敵の時も熱い人間だと思っていましたが、まさか本を出すとは思っていませんでした。

 

最近筆者から聞いた話によると、島国日本にいると、日本人や日本のアイデンティティについて意識して考える事はまずないので、だからこそ筆者はこの本を通してそうした機会を子供達に持って欲しいとのこと。私自身も大学4年になるまで海外に行った事がなく、海外旅行を体験して初めて日本の良さ、日本人の良さを意識するようになりましたが、それまではどちらかというと海外かぶれしていて日本、日本人の良さがよくわかりませんでした。小さい頃にこんな本があったらよかったのにと今になって思いますし、もし、自分に子供ができたら読ませたいと考えています。

 

筆者は今後は教員として子供達に日本の文化を伝える活動をしていくそうですが、私も違った形で子供達に何か残せる様に精進していきたいと思います。また、いつの日かサッカーとは違った形でもツートップを組んでプレイしてみたいですから。