アナログ志向
こんにちは、PDR米澤です。
今回も私のひとりごとですが、マイブームの音楽レコードについて書きたいと思います。
最近レコードにハマっていまして、某リサイクルショップや某ネットオークションで中古のレコードをよく物色している訳ですが、そもそもレコードを買い始めたのは音楽をもっと大事に聴きたいと思ったからです。私も世の中の大多数の例に漏れずiPodも持っています。ただ、便利な反面、手軽すぎて1曲1曲を軽く聴く様になってしまった感がありました。曲が大量にストックできるが故に1曲1曲の価値が薄れた様な気もしていました。
ならばということで、重くて場所をとり、聴く度に針をセットしなければならず、巻き戻しも早送りもできなくて面倒くさいレコードを聴きだしてみました。すると、嘘かと思われるかもしれませんが、1曲1曲を大事に聴く様になり、中高生の頃の音楽に対するワクワク感が蘇ってきました。また、新譜ではなく私が生まれる前のレコードを聴くと余計に新鮮に感じました。
特に最近素晴らしいと思ったのは、1976年発表のPatti Austinによる"End Of a Rainbow"というレコードです。曲の雰囲気としましては"Lovin’ You"という曲で有名なMinnie Ripertonの作風に近く、休日に部屋で気持ちを落ち着かせたい時に良いかと思います。
音楽に限らず何でもワンクリックでダウンロードできて、ワンボタンで体感できてしまう昨今ですが、あえてアナログに戻ってみるのも一興。人付き合いもメールで済ませるより、直接会って話しをした方が誠意が伝わりますので、趣味の音楽ともデジタルだけではなくアナログな形でも付き合っていきたいと思います。