アウェーを楽しむには

dtl_07164_1.jpgこんにちは、PDR米澤です。

今回は先日私が体感してきたジャズのライブについて書きたいと思います。

 

そもそも、ライブに行く事になったのは、知人が仕事の都合で行けなくなってしまい、チケットを譲ってもらったためです。出演するアーティストは、今月新譜がリリースされ、音楽好きの間で話題になっているJose Jamesというシンガー。会場は東京ミッドタウン内のBillboard Live Tokyoでした。

 

しかし、ジャズのライブも、ビルボードの様な立派な会場にも行った事がない私は完全アウェー状態。 ライブが始まるまでは、ディナーとお酒を楽しみながら待つという形態だったのですが、下戸でお酒も飲めず、知り合いもゼロ。更に、周りを見渡すと、ドレスコードのカップルばかり。普段着で1人きりの私はかつてないほどの居心地の悪さを感じていました。

 

そして「ノリで1人で来てしまったけど、完全に来る場所を間違えてしまった」  と後悔しだした頃、やっとライブが始まりました。初めて間近で聴くバックバンドの生演奏は迫力があり、生の音圧に圧倒されていると、ついに主役のJose James登場!!とにかく、歌が最高に上手い…スモーキーで艶っぽい歌声と確かな技術に裏打ちされたバックバンドの演奏が相乗効果で心地よいグルーヴを演出。観客は最高のパフォーマンスに魅了され、最後はスタンディングオベーションでバンドを送り出していました。私もこれまで沈黙していた事が自分でも信じられないくらいノリノリで、最高に楽しかったです。

 

その後、普通なら最高の音楽の余韻に浸って、食事と会話を楽しむところ。ただ、終わった途端現実に戻るとテンションは急降下。やはり居心地の悪さは解決できず、私は演奏終了後そそくさとホテルに戻りました。今回の教訓としては、ああいった場所で音楽以外も楽しむためにはパートナーが必要だという事。次回行く時は、アウェーでも楽しめるように、彼女を作ってデートの一環として行きたいなと思いました。1人はやっぱり寂しいです…