明るい声。
みなさんこんにちは、P.D.R.のカヌー馬鹿こと國安です。
東日本大震災が発生してから、今日で早くも1ヶ月が経ちました。
今日は、震災が発生した直後、なかなか連絡がつかないお客様も多く、心配に思っていた日々の中で私がとても嬉しかった話を書きたいと思います。
昨年のことです。
私がカヌーポロの世界選手権のためにイタリアに行くことになった際、オリジナルの曲をプレゼントしてくださったお客様がいらっしゃいました。
先生とはその後もずっと仲良くさせていただいておりました。
その先生は東北に医院を構えられており、震災後はまったく連絡が取れない状態が続きました。
災害伝言ダイヤルにかけたり避難者名簿で先生の名前を探しましたが、見つけられず、無事を祈る日々でした。
それが震災から1週間ほど経った頃、
「元気です、今は親戚を頼って避難しています」
と先生から無事の一報が入ったんです!!
お電話をいただいた時にはほっとしたのと同時に、わざわざ無事だとお知らせしてくれたことが嬉しくて、つい泣いてしまいました。
先生の明るい声を聞けて本当に良かった、先生が元気で良かった、私も元気に頑張らなくては、希望は捨てちゃいけないと、そう強く思いました。
被災地でまだまだ避難生活を続けていらっしゃる方たちも多くいます。
大きな余震が続いています。
P.D.R.で何か力になれることはないだろうか、私たちには何ができるのだろうか、そんなことを考えています。
どんな時にも希望は捨てず、私が先生にもらったように弊社にお電話を下さったお客様には明るい声で元気をお届けしたいと思っています。