卒業
こんにちは。P.D.R.経理担当の柘植です。
最近は暖かい日が多くなり、春の訪れを感じます。花粉もガンガン飛んでます。
社内販売で買ったマスクが手放せません。
春になると思いだすのですが、ちょうど5年前の4月から、ピアノを習い始めました。
当時は「のだめカンタービレ」の影響で、クラシックがブーム?になっていた頃だったと思います。
私が入ったのは「大人のピアノ」コースで、
「大人だから時間もないし、プロになりたいってわけでもないから、細かい技術は置いておいて、
好きな曲を楽しく弾けるようになろうよ」というレッスンスタイルです。
バイエルから始めたら、飽きちゃいますからね(笑)。
そして、マンツーマンではなくグループレッスンなんです。
4名くらい、同じレベルの人が集まって、教本に沿って練習します。
ラッキーなことに、4名中、私含め3名が初心者でした。
一人は、私の母と同い年の某百貨店で働くお母さん。「娘の結婚式のときにピアノが弾きたくて。」
一人は、40代の某老舗和菓子屋の店長さん。「大好きなT.M.Revolutionの曲が弾きたくて。」
一人は、私の一つ下のOLさん。「昔ちょっと弾いてて、また弾きたくなって。」
そして私は、「ラ・カンパネラが弾けるようになりたくて。」(※超難曲。この時点で勘違いも甚だしいです(笑))
さらにラッキーなことに、年代も趣味もバラバラなのに、仲良くなり励ましあう仲間になりました。
うまく弾けない~という悩みを話し合ったり、モチベーションを上げるためにみんなでピアノコンサートを聴きに行ったり、ピアノから離れて、京都にお花見にいったり。
そんなこんなで、もう5年続けてこれました。
が、残念なことに、5年の中でいろいろあって。
一人は転勤で浜松に。
一人は転職して実家のある岐阜へ。
そして私も、今年の途中までしか続けられない事情が発生しました。
おそらく、今年いっぱいで、みんなそれぞれの事情でレッスンを卒業することになりそうです。
始めた時期も同じなら、終わる時期も同じような時期、というのは、不思議な縁を感じます。
娘さんの結婚式で真っ白いピアノを弾いたお母さん。
クラス発表会でT.M.Revolutionの曲を弾いた店長さん。
さらなるレベルアップを目指して音楽検定に挑戦するOLさん。
みんな最初の目標をきちんと達成していっています。
恥ずかしながら私は、ラ・カンパネラは夢のまた夢。最近はレッスンもさぼってばかり…。
レッスンという場からは離れてしまうけど、
この仲間に恥ずかしくないよう、少しでも上達するため、ちゃんと続けていきたいな。
と改めて感じた今日この頃でした。