ロンドン五輪まであと少し!

こんにちは!
本日はPDRのカヌー馬鹿こと國安がお届けいたします!

 

さて、もうすぐロンドン五輪が開幕しますね。
なでしこジャパンも壮行試合で快勝するなど、日本勢の活躍が楽しみです。
私は今回の五輪でカヌー競技ももちろん気になっていますが、それ以上に注目している選手がいます。
それは陸上の南アフリカ代表オスカー・レオナルド・カール・ピストリウス選手です。Oscar.jpg

 

ご存知の方も多いかと思いますが、ピストリウス選手は両足義足の選手です。
ピストリウス選手は生まれつき脛の骨が無く、生後11か月のときに両足の膝から下を切断しています。
競技を本格的に始めてからわずか8カ月後にパラリンピックに出場し、世界新記録を樹立した、すごい経歴の持ち主です。
最近では健常者の大会にも出場し、世界選手権のリレー競技でメダル獲得に貢献するなど、これまでの常識を覆しています。

 

私はピストリウス選手が大好きなのですが、私が彼を大好きになったきっかけは、モットーにあります。

 

“You’re not disabled by the disabilities you have, you are able by the abilities you have.”
(障害があるからできない、ということはない。持っている機能を使えばできるのだ)

 

私もスポーツをする人間として、この言葉を初めて見た時に、自分の体が小さいことや道具がそろっていないから、などなど色々な言い訳をしてしまっている自分に気付きました。
身体の障害ではなく、何か自分の前に壁があって諦めてしまうこともたくさんあります。
そんなときに、自分の持っている他の能力を活かしてあげればなんとでもなるんだよ、と実践している彼の言葉はとても説得力があり、心に強く残っています。

 

ロンドン五輪でのピストリウス選手の活躍を期待しつつ、私も9月に開催されるカヌーポロの世界選手権に向けて練習に励みたいと思います!