ルームシェアあれこれ
こんにちは。本日のブログは浮足立っている櫻井がお送りいたします。
浮足立っている理由は、もうすぐ引っ越しをするからです。
先日、敷金・礼金諸々、初期費用を支払いました。
同い年の女の子と二人で住みます。「居心地の良い部屋にしようね❤」
今からワクワクです。
私は実家を出てから5年間、ルームシェアをしています。
体験相手の人種はカナダ人と日本人、性別は男女どちらもあります(計9名)。
私はカナダの大学に通っていたのですが、むこうでは(お金のない若者は)一人暮らしよりルームシェアが一般的で、それが私には実に肌に合ったんです。
一人旅、一人居酒屋、一人ショッピング等々、一人で外に出るのは平気ですが(むしろ好きです)、一人暮らしはどうも気がすすみません。
他人と一緒に住むのは苦労も多いのですが、それでも私はルームシェアが好きなんです。
一人暮らしよりちょっと安い家賃でずっと広い部屋に住めるし、夜も怖くないし、
「おはよう」「おやすみ」を言う相手がいます。そんなメリットと引き換えのデメリットは、
お風呂に入ろうとしたら使用中だった、トイレに行こうとしたら使用中だった、
朝まだ寝ているのに相手が活動を始めると音がする、夜もう寝ているのに相手が活動中だと音がする、
家に知らない人が来る(相手の友人)、体感温度が違うとエアコンの設定温度で揉める、
「食べ終わったらすぐにお皿洗ってよ」「ゴミ箱はいっぱいになる前に対処してよ」など、
気に障る点が違うのも揉める・・・書きだすと、デメリットの方が多いですね(苦笑)。
ルームメイトは不思議な存在です。ある意味ではとても近く、ある意味ではとても遠い。
私のすっぴんやパジャマ姿を毎日見ているという点では、恋人や家族よりも近いでしょう。
しかし、一つ屋根の下で暮らしているのに一定の距離感を保ち続けるという点では、
同僚や友人よりも遠いんです。お互いに適度に好意を示し、適度に気を使い、適度に要求を伝え、
適度に我慢し、適度に思いやり、適度に諦めること。
この『適度』の度合いが、家族とも恋人とも友人とも同僚とも違うのです。
いや、“度合い”が違うというより、“種類”が違うという方が正しいかもしれません。
今もルームシェアです。引っ越し後もルームシェアです。
私も相手も、家電や家具を何も持っていないので、ゼロから揃えなければなりません。
二人で電卓をたたいてしかめっ面です。
「・・・普通に生活したいだけなのに、お金かかるねぇ」
でもとっても楽しみです。共有本棚を置いて読書スペースを作ろう、紅茶やコーヒーを揃えた
カフェコーナーを作ろう、出窓に季節の花をいけよう・・・
それなりに面積のある部屋だからこそ、こんな空間を作る余裕もあるというものです。
さーて、次はどんな部屋になるのかな♪ どんな生活になるのかな♪♪