憧れの人

こんにちは。本日のブログは2年前の春にP.D.R.に入った櫻井がお送りいたします。

 

入社以来、私は谷川という上司にお世話になっています。

何もわからない私に1つ1つ物を教えてくれる谷川は、私にとって母のような存在です。

さて、社会人になって1年を過ぎると、母・谷川とは別に、憧れのお姉さん的な存在も出てきました。更に1年を過ぎると、そのお姉さん方をマネるようになってきました。

それが秋山と川合です(共に10年くらい先輩)。

 

秋山は、怒るべき時に怒れるところがスゴイです。

取引先の方にも、社内の人間にも、「それは困る」「それは違う」など、ハッキリ伝えます。怒り・苦情・要求・見解の違いなどなど、一緒に仕事をする上で伝えるべき事です。

それは皆わかっています。でも言いにくい。実際にきちんと伝えられる人は稀です。

しかし秋山は、その場で、本人に向かって、簡潔にさらりと伝えられます。

その後はアッサリしていてピリピリした雰囲気を引きずりません。

ただもう一言「かっこいい」のです。

 

普段はP.D.R.の優しいお姉さんです。雰囲気もふんわりしています。

それどころか、プライベートでは引っ込み思案でビビりだそうです。

だから尚更、「秋山さんができたって、私はできないもん。そーゆーの怖いもん」は

言い訳にならないと思うんです。私もちゃんと怒ろう。要求しよう。

そーゆーわけで、最近は「怒る・要求する」を意識しています。

まだまだ、秋山のようにスマートにはできません。

変に高ぶってしまったり、話が混乱したりします。

そして事が済んだ後は、しばらくドキドキしています。

苦情や要求を伝えるのって、ラクじゃないんですよね。

 

 

もう1人、私が憧れているのは川合です。仕事への取り組み方がかっこいいんです。

果たして仕事は、片付けるモノか創造するモノか?

自分が仕事に追われるのか、自分が仕事を管理するのか?

仕事に追われている時、人は仕事を“片付けている”のだと思います。

処理だけでいっぱいいっぱいで、より良い方法を考える余裕など無い状態です。

一方、自分が仕事を管理しながら、より良い方法も模索している時、

人は仕事を“創造している”のだと思います。

 

川合の仕事は「処理」ではなく「創造」です。

仕事量は多いのに、仕事に追われないんです。主導権は自分が握っているんです。

「この仕事は何のためにやるの?」

「もっとラクな方法はないの?」

「新しい事やろうよ!」

次々とこーゆー事を考えて実行していくお姉さんで、ただもう一言「面白い」のです。

 

自分の面倒さえみていればいい私と違って、川合は二児の母です。

私の友達にも子持ちがいますが、子育てって本当に大変そうです(同世代は25才)。

仕事の方がよっぽどラクです。子育てと仕事を掛け持ちしながら、どちらにも楽しそうに取り組んでいる川合は、とんでもない女性だと思います。

川合を見てると「私も、もっと頑張れるハズだよなぁ」と思うんです。

 

しかし実際には、いっぱいいっぱいになる時もあります。

仕事量が多い…気がする。仕事が大変な…気がする。なんだかパニック!!

そんな時は川合を想います。

川合のように、「自分が良いと思う事をやりたい」と思います。

すると、やりたい事をやる時間を作るために、今の仕事を効率化したくなります。

ナゼ私は忙しいのか? 何が問題なのか?

問題を箇条書きに整理して、分割された問題1つ1つに解決案を出してみます。

1つ1つはささやかな解決案でも、塵も積もれば山となって、仕事を効率化してくれます。

すると、「あれ、私ヒマじゃん」って気づけるんです。

 

秋山のようにカッコよくなりたいから、言うべき事は言っていこう。

川合のように面白くなりたいから、新しい事に取り組む余裕を持とう。

見て学ぶ。見てマネる。

そんな先輩がいてラッキーだなぁと思う今日この頃…私は3年目に入りました。