素晴らしきえびせんの世界

こんにちは。おいしい食べ物が大好きな、紙コップ担当の趙航(ちょう こう)です。

 

私は去年9月にPDRに入社するため、東京から名古屋に引っ越してきました。
名古屋名物には味噌カツ、きしめんや手羽先などたくさんありますが、全く予想外だったのがえびせんべいでした。

 

今まで、えびせんべいに対する感想は「普通」でした。手元にあれば食べますが、日常生活でも旅行先のお土産としても、自分からすすんで買ったことはありませんでした。
ところが・・・会社の休憩時間に「えびせんべいの里」のえびせんを初めて食べた時、その驚きと感動で、思わず心の中で叫びました!
 

「おまえはここまで美味しくなれるのか!」

揚げたもの、焼いたもの、イカが丸ごと入ったもの、わさび味、梅じそ味、ゴマ味にみりん味…いろんな味が入ったその一袋は、私の中に今までとまったく違う「えびせんの世界」を広げてくれました。
また食べたい、たくさん食べたい!・・・でも、「えびせんべいの里」のお店があるのは高速道路のSAやセントレア空港。普通のスーパーやデパートには店舗がなく、私の中での希少価値はますます上がる一方です。

 

・・・そして数ヵ月後。やっと、セントレア空港経由で出張するチャンスがやってきました。
出張帰りに絶対買おうと決意し、出発前からお店の場所や閉店時間を調べて、手帳にメモしておきました。
飛行機が到着したのは閉店時間ぎりぎりでしたので、急いで飛行機から降りて、荷物を受け取りました。
重いスーツケースを持ったままの移動は時間がかかりますので、空港まで迎えに来てくれた友達に荷物を預けてお店まで走りました。
そして間に合いました!一番大好きな、いろいろな味が入った特大サイズのえびせんを2袋も購入!!
これからの一週間は毎日えびせん三昧だとワクワクしながら電車に乗り…

 

降りた時電車の中にえびせんを忘れてしまいました(泣)。
――大好きなえびせん、ごめんなさい!
――せめてどなたか美味しく召し上がってください!!
 

 
今私は、無念さをかみしめながら韓国でこの文章を書いています。そう、韓国出張中なんです。明日帰国したら、セントレアでえびせんを買います。
今度こそ大事にしますからっ!