Windows 9

こんにちは。
今回はシステムの長谷川がお送りします。

 

久しぶりにネットでの話題をお送りします。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、2014年9月30日にMicrosoftが次期WindowsOSの発表会を開催すると報じられています。
次期Windows OSとしてコードネーム「Threshold」として知られるOSを開発中で、これがWindows 9になると見られています。そして一般発売の時期は現在のところ2015年4月と言われています。

 

タブレット主流となると見込んだWindows 8がリリースされて、従来のWindowsユーザーを無視したバージョンだと非難を浴び、早々にWindows 8.1という回避策をとったMicrosoftですが、やはり大きな方向転換を強いられたようです。
Windows 8がリリースされたのが2012年10月26日だったので、それからたったの2年で新たなWindows発表と聞き正直ビックリでした。

しかし、Windowsの各バージョンの発売日を調べてみたところ、

・Windows XP 発売日:2001年11月16日
・Windows Vista 発売日:2006年11月9日
・Windows 7 発売日:2009年10月22日
・Windows 8 発売日:2012年10月26日
・Windows 8.1 発売日:2013年10月17日
・Windows 9 発売日(予定):2015年4月予定

Windows XPからWindows Vistaの5年を除けば、意外にも約3年周期だったんですね。

 

未だにWindows XPの移行が終了していないという企業が10%~15%ほど残っている現状なのに、更に新しいOSをこのタイミングで発表するというのは、私の個人的な見解としてはよほど焦っているとしか思えないような気がしてしまいます。

 

また、ネット上で公開されている新しいWindows 9の機能を見てみると、世間的に不評だったWindows 8と差別化を図るために従来のWindows風に機能をかなり戻し、デスクトップパソコンやノートパソコンを重視して開発されているとのことです。

 

ネット上では今回のMicrosoftの対応でWindows離れが加速するのでは、との見解も多数ありますが、私は全世界でこれほどまで普及したOSが急激になくなっていくとは考えにくいです。
しかし、Googleが独自OSのGoogle Chromeを搭載した「クロームブック」を発売開始しているように、パソコンOS市場でMicrosoft帝国が徐々に崩されてきて、新たな競争が始まっていくと予感がしてきました。

 

とはいうものの、現在全世界で最も普及しているWindows 7のサポート終了は2020年1月なのでまだまだ企業で使うWindowsといえばWindows 7という時代が続くと思います。
Windows 7のサポート切れまであと約5~6年の間にMicrosoftはどのような手を打ってくるのかじっくりと見据えていきたいと思います。