我が家の双子事情
制作の山男竹内がお送りします。
私には、息子が1人、双子の娘がいます。
以前セールチラシの「ちょろっとP.D.R.」コーナーでもお伝えしましたが、我が家の双子には上下関係があるようです。
毎朝、1人が「靴下出てないよ~」というと、もう一人が「はい、すみません」と言いタンスから靴下を出してきます。上下関係の「上」が妹、「下」が姉にあたります。中学に入り、もうすぐ1年が過ぎようとしています。中学では試験毎に学年順位が発表されますが、夏時点では妹は「上の上」に位置しています。姉は「中の中」くらいの位置です。
実は、グローブ担当「小野」も双子で、中学時代に兄弟で成績を競いあい、そのおかげで二人とも学年では上位に位置していたそうです。
我が家の双子も小野兄弟のように競い合って成績を上げてくれたらいいのですが、姉はすぐにあきらめてしまうタイプです。なにか、姉の良いところをほめてあげようと思うのですが、なかなか見当たりません。
運動も得意ではなく、美術のセンスも…
しかし、秋頃から姉の成績が格段と良くなってきました。どうしたのかと理由を聞くと、「妹には負けてもいいが、兄には負けたくない」と言います。「おい、ちび!」と散々自分をこき使う兄に何か勝るものは無いかと考えたのですが、何一つない。
そこで、兄の中学時代の最高順位を母親に聞き、その順位よりはるかに上位になる事で優越感を味わいたかったらしいです。
初冬のある夜、姉は「わ~い、兄ちゃんの成績、今回も抜いた~」と家の中で騒いでいると、「どたん、ばたん」その後「わぉ~ん」と泣き声が。そのあと、母親が駆け付け「どたん、ばたん」。
その後は長男が玄関のドアを「バン!」とドアを閉めて騒ぎは収まりました。
2015年は真剣に姉のいいところを探してあげようと思います。