奇抜な販促
こんにちは。システム担当の長谷川です。
本日は最近ネット上で話題になった記事についてお送りします。
みなさんはファッション通販の「ZOZOTOWN」というサイトをご存知ですか?
2011年の東日本大震災の際はいち早くチャリティーTシャツの販売を企画し、3億円以上の売上金全てを寄付したことが大きな話題になりました。
最近はテレビでもCMをやっているので、ご存知の方もずいぶん増えたのではないでしょうか。
先日Twitterやネット掲示板が、このサイトの話題で大騒ぎになったことをご存知ですか?
なんと、先日4月22日の夜に、
約2万点総額2億円分の商品価格が0円と表示されていたのです。
当然、ネット上では
「価格表示を間違えたのでは?」
「システムの不具合では?」
「1人1点しか購入できないようになっているので、本物のキャンペーンでは?」
など様々な憶測を呼んで大騒ぎだったのですが、翌日の4月23日になってトップページに0円掲載の意図が掲載されました。
顧客へのサプライズプレゼントとして「約2万点総額2億円相当の商品を昨晩からこっそり0円で販売」していたとのこと。
そして、受注受付は1人1点までに限ったが、用意した商品は一晩(数時間)で完売したとのこと。
ネット通販サイトではしばしば、店舗側の価格表示ミスにより高額な商品が極端な
低価格で販売され、ユーザーが殺到し買い占めて話題になることがあります。
だからこそ、今回の「ZOZOTOWN」の一件は、
あえてキャンペーンの内容を通知しないことで見事に話題化することに成功した例となりました。
しかし、話題作りとはいえ、約2億円分の商品をタダで販売してしまうなんて…
大きい会社はキャンペーンでかけるお金もけた外れだな、と感心させられたニュースでした。