7年目の正直
こんにちは、コミュニケーションセンターの張です。
寒い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしですか?
こんな日が続くと家のこたつにこもりたくなりますよね・・・
それではいけない!と、先日スノーボードに行ってきました。
スノーボードは7年ぶり、2度目です。ずいぶん久しぶり。
実は、初めて行ったスノーボードでさんざんな目にあったんです。
初めてのスノーボードは、サークルの合宿でした。
最初は行きたがらなかった初心者の私に「大丈夫!教えてあげるから!」と何度もやさしく声をかけてくれた先輩がいました。
先輩が言うなら大丈夫だと安心し、彼について行こうと決めました。
ところが、いざゲレンデについた突端、あんなにやさしかった先輩がスパルタに豹変。
ボードの上に立つこともできない私をいきなり上級者コースに連れて行ったのです。
これから行くのが上級者コースだなんてことはもちろん知らずに、ドキドキしながら初めてリフトに乗りました。
乗っていると、どんどん地面が離れていきます。これ、飛び降りるなんてムリ!降り口に近づくほどに恐怖が高まり、結局降りることができずにリフトに乗ったまま固まってしまいました。
結局リフトを止めてしまい、乗っていた全員をバックさせた私。冷たい視線に囲まれ、罪悪感と恥ずかしさでいっぱいでした。
そんなことお構いなしに、先輩は私にさらっと一言。
「さぁ、滑って下りなさい」
目の前にあるのは傾斜90度?初心者には壁に見えるほどの急な坂。
滑るなんてムリ!落ちる!怖い!
必死で助けを求めても、ただ見守るだけで何のアドバイスもくれない先輩。
結局、立っては転び、立っては転びを繰り返し、下りることができたのは3時間後でした。
助けてくれない先輩を恨みながら坂道を転がり落ちた記憶は今でも鮮明です。
怖かったし、痛かったし、恥ずかしかったし、何より上級者コースをスイスイ滑る他のボーダーたちにとって自分がただの進路を邪魔する障害物になっていたのはつらかった。
そして、私は心の中で誓いました。「もう2度と行かない」と。
・・・しかし、人間は不思議なもので。
7年後の今年、ふと、今ならできるかも?と思ったんです。
そして、行ってみました。もちろん前とは違う人と。
良い友人を選んだのがポイントだったのでしょうか、今回は滑れるようになりました!
まだうまくコントロールできないけど、少なくとも恐怖心なく、自力で下まで(落ちるのではなく)降りることができるようになったのです。
余裕ができた分、顔をあげてみると綺麗な銀色の世界が広がっていました。
今までもいくつもできないと投げてしまったことがあるけれど、時がたってからもう一度チャレンジするのも悪くないかもと思った今日この頃でした。
2016年も始まって1ヶ月。
今年はあきらめていたジムにも再チャレンジしようと思います。