伊勢神宮参り

こんにちは。総務の中村です。

先日、母と伊勢神宮参りに行ってきました。

古くから伊勢神宮に参拝する人は二見浦で禊をし、その後、外宮、内宮の順番に参拝していたそうです。

二見浦には、二見興玉神社があります。こちらのお宮は、天照大御神に遣わされた神が天から降臨したと言われる神話があります。その際に道案内を務めた「猿田彦大神」を祀る二見興玉神社は、伊勢神宮の玄関口とも呼ばれています。昔は海に入って禊をしていたそうですが、今は海に入らなくても禊ができる方法「無垢塩払い(むくしおばらい)」や、身の穢れ(けがれ)をはらうと言われる輪注連縄(わしめなわ)などで禊をする事ができます。

また、二見浦には夫婦岩があり、大小2つの岩を注連縄で結んでいます。この岩は沖合700mの海中に沈む猿田彦大御神の霊石と日の大神(太陽)を遥拝する鳥居としての役割も果たしています。2つの岩が結ばれて並んでいる姿から夫婦和合の象徴とも言われているそうです。

 

そして、二見興玉神社で禊をした後は、伊勢神宮の外宮に向かいます。外宮には、天照大御神の食事を司る神様「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」が祀られていて、伊勢神宮の神事は神饌と呼ばれる神様のお食事を内宮よりも先にお供えすることから、参拝の順番も「外宮」→「内宮」が習わしとなったそうです。

ちなみに伊勢神宮には125社もあるので、全て回るには長時間かかります。そのため、伊勢神宮のwebサイトには持ち時間に合わせた色々なモデルルートが紹介されているのでおすすめです。私が訪れた時は、ほぼ一日をかけてゆっくりと各社を回りました。

沢山歩き、足は疲れましたが、沢山の自然の中で心が洗われました。
皆さまも訪れる際は、是非ゆっくりとめぐってみてください。