奥深い「気」

こんにちは。中国出身、紙コップ担当のコウです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

日本語は奥深いといつも感じています。その中でも「気」にまつわる表現が特に絶妙で面白いです。
気を遣う、気をつける、気にする、気を配る…。
形がなく目に見えないものなので初めて聞いたときは不思議な表現だと思いましたが、とても納得!という場面が多くあり、腑に落ちました。

「気を遣う」
例えば子どもたちとご飯を食べるとき。私には息子がふたり(5歳と1歳)いますが、平日は夫の帰りが遅いため、3人で先に夕飯を食べることが多いです。
次男はまだ盛大にスープをこぼしたりするので、常に目が離せません。長男は自分でご飯を食べることはできますが、ちゃんと栄養素バランス良く食べているのかを気にして適度に声をかけたいですし、保育園でのできごとについて楽しくおしゃべりもしたいです。
結果、自分が何をどれくらい食べたのかまったく覚えていないくらい、いつも一人でてんやわんやです。子どもたちに「気」を使っているから、自分に「気」が回らないです。
子どもたち二人ぶん、私は「気」を二個しか持っていないのだといつも思います。

「気をつける」
「気」貧乏なので、本音をいうと、「気」はつけたくありません。気をつけるのに集中力が必要です。気をつけるのではなく、スマートフォンやパソコンなどの賢いシステムを使って気をつける対象を減らしたり、家庭では夫とうまく分担してそれぞれの負担を減らすようにしたいです。

「気を配る」
そんな中、「気」を配れるほど、たくさん持っている方を見ると、羨ましい限りです。自分が二個しか持っていない「気」を、配れるほどお持ちになっている。それこそ本当の大人の余裕です。

たまにで良いので、大人の余裕を演出したいです。「気」を増やす方法はなにかないでしょうか。「気」の絶妙な表現を発明した日本の先人たちにヒントをお聞きしたいこの頃です。

写真はママの「気」が回らない隙をついた、いたずら次男です。

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