携帯電話が無い時代

こんにちは、PDR米澤です。

今回も社内で拾ったネタから「携帯電話が無い時代」について書きたいと思います。

 

先日、会社の先輩(39歳)と帰宅途中に話していて、ふと「携帯電話が無かった時代はどうやって連絡を取っていたんだろう」という話になりました。高校生になると、9割近くの友人が携帯電話を持っていた私(25歳)からすると想像し難い世界です。

 

某先輩の青春時代、当時はポケベルで連絡を取り合うか、自宅に連絡していたそうです。

 

「ポケベルの限られた文字数で連絡を取り合うため、仲間同士でヒミツの暗号を作った」

「ありがとうなら39と言い換えたりしていた」

「好きな女の子の自宅に連絡する時に時間を見計らって連絡した」

「待ち合わせで早く着いたり、遅れた時に連絡がとれなかったので苦労した」

 

という話を聞いてただ驚くばかり。ポケベルを使った事がない私としては、最近聞いた話の中で一番新鮮な話でした。

 

考えてみると、「最近の若者はコミュニケーション能力が低い」と世間で言われる原因の一つが、テクノロジーの進化にあるような気がしてきました。 携帯電話が普及した事で誰とでも、いつでも、どこでも連絡が取れるようになった反面、コミュニケーションに創意工夫をする必要が無くなり、若者のコミュニケーション能力低下を招いたのではないでしょうか?…と言うと言いすぎかもしれませんが、携帯電話が無かった時代よりコミュニケーションに対して頭を使わなくなった傾向がある事は間違いないでしょう。

 

とは言っても個人的にはあまり携帯電話で電話もメールもしません。メールはめんどくさく、電話だと普段話せる事も上手く話せないので、苦手なのです。それより、直接会って話す事の方が楽しいし、意味があると思います。ただ、携帯電話が無いと不安にもなる私はやはり現代っ子病なのかもしれません。