新聞に掲載されました!vol.2

827日に引き続き、93日にも中部経済新聞に連載中のコラム「強い会社は人材主権」で紹介されました!今回は、新卒採用の母集団を集めるために長年参加している、合同企業展での様子をとりあげていただきました。

下記は、新聞の文章をそのままコピーしたものです。

——————————————————————— 
「情熱伝えるブース 興味喚起に趣向を」 ~会社説明会でわかる人材感~ 
 
 
 会社説明会をみるだけでその企業の人材観が見えてきます。アピールの方法、経営者の関わり具合、説明している社員のエネルギー、会場の雰囲気づくりの工夫。企業の説明会〜選考プロセスをひと通り見せていただくと、その組織が、労働力としての人材集めをしているのか、未来を築く仲間探しをしているのかハッキリ見えてきます。

 

 先週に引き続き、株式会社ピーディーアール(以下PDR)という歯科用資材の通販会社の紹介をします。若手人材によって会社が活性化し、成長を遂げている企業の代表例です。PDRは十年以上前から、合同企業展の運営方法にこだわりをもって採用活動に取り組んできました。

 

 まず若いスタッフが主体になってシナリオを作ります。しかも驚くべきことにPDRには人事部門が存在しません。それぞれ実務の担当を持った若手社員が「採用活動をひとつのプロジェクトとして任される」のです。企業展に参画するというよりも学園祭のノリでしょうか。社員たちも楽しみにながら当日の運営を考えていることが伝わってきます。採用競合となる会場の大手企業に負けないために、興味喚起をどのような手法にするのか。奇をてらうだけでなく、きちんと仕事理解を深めてもらうためには何を伝えていけばいいのか。そのプロセスには一切手を抜きません。

 

 社長も企業展当日は、脇役ながら必ず会場でスタンバイしています。その情熱は確実に学生たちに伝わります。大手企業ブースが立ち並ぶ会場の中で、毎年しっかり人だかり(学生だかり?)を築き上げます。

 

 これはPDRの事例に限ったことではありません。若手スタッフによって、にぎやかな雰囲気と懸命さが伝わる会社説明をおこなっている企業ブースには、必ず盛況感があります。

 

 昨今、一斉画一の新卒採用(就職活動)を批判する声が少なくありません。しかしそれは時期やエントリーの問題です。学生たちが気軽に企業とリアルに接する第一歩として、合同企業展の存在は大切な機会であることは間違いありません。 

  
—————————————————————————————
私たちは、残念ながら社名を見ただけで人が集まってくるほどの
知名度も規模もありません。
でも、会社も自分ももっと楽しくなるために、もっと成長するために、最高の仲間と出会いたい。
だから一生懸命になります。
 
来年4月には、新たに2名の仲間が加わることになりました。