ドギーバックのすすめ
今回は制作の竹内がお送りします。
先日、スーパーに買い物に行きました。
妻から蒲鉾を買ってくるように言われ、中学3年の息子と練り物コーナーを物色したのですが、蒲鉾の種類が多すぎてどれを買っていいのやら…
蒲鉾なんて、我が家ではそんなに使うものではありません。
そこで息子と話したのは、一体このコーナーのどれ位が廃棄されていくだろう?ということです。
息子は5%、私は10%が廃棄されると考えました。
インターネットで食糧廃棄を調べてみると、あるサイトで、コンビニで11%、スーパーで8%、メーカーで5%、平均して7%食料が廃棄されているという内容を見つけました。
また、食糧の廃棄量は年間1788万トンとの事。食品の輸入量は年間5383万トンですから、なんと輸入食材量の1/3以上の量が廃棄されている現状に驚きます。
ところで、中国では取引先と会食の折に食べきれないほど大量の料理が卓上に上がります。中国では、客人をもてなす時にはこのようにするのがマナーだそうです。
しかし、食べきれなかった食材は必ず持って帰ります。スープ等の汁物もビニール袋に入れて持って帰っています。
これ、すごく良い事だと私は思います。日本には八百万神、もったいない文化があります。むかし法事などで会食した時は、食べられなかった料理は折詰めにして持って帰ったものです。
持って帰る事に「なんだか恥ずかしい」という感覚はあるかもしれませんが、お店の方から見ても、提供した商品を残して帰るよりも、持って帰ってもらった方が絶対に嬉しいと思います。
我が家では外食時にはドギーバックを持参して極力持って帰るようにしており、子供達に「もったいない」を教えています。もっと当たり前に日本にもドギーバック、持ち帰りの文化が根付くと嬉しいです。
しかし、中国のビニール袋には驚き。ジップロックでもないのに、汁物2Lくらいを軽々封じ込めます。袋はパンパンに膨らみ、いまにも破裂しそうですが、中国の方は平気でかばんの中入れて持って帰ります。やっぱり色々な意味で凄い国です。