スマホ向け第3のOS
こんにちは。システム担当の長谷川がお送りします。
スマートフォンのOSといえば、みなさんもご存知であろう「iPhoneのiOS」と「AndroidのAndroid」の2大勢力が一般的ですが、本日は、最近話題になっている「Tizen」「FireFox OS」についての話をしたい思います。
「Tizen」はサムスンを中心とした数社が共同で開発しているスマートフォン用OSで「FireFox OS」はネットの世界では有名なブラウザを開発したMozillaが開発を進めているOSです。
「Tizen」は既にドコモが新たに搭載した端末を発売すると発表していますし、「FireFox OS」はauが新たに搭載した端末を発売すると発表しています。
既存のOSはコンピューター端末としてのOS(パソコンでいうところのWindowsと同じような位置づけ)でしたが、新しい2つはHTML5というインターネット上の新しい言語を効率よく動作させることを主として開発されたOSで、インターネット上で動作するスマートフォン用アプリが比較的簡単に開発できるというのが特徴です。
なお、ソフトバンクの孫社長は、先日行われた新製品発表会で、この2つのOSについて、「多少は扱うかもしれないが、それらが主流になるとは思えない」と断言していました。
孫社長がなぜわざわざ「興味なし」と明言したのか、真意は語られていないのですが、新しいOSはアプリを開発する作業が楽になる=開発者側のためのOSと言われています。
そのため、常に業界に革命を起こすことを考えて、できる限りユーザーの視点に立とうとする孫社長にとっては「開発者のためのOSには興味がない」という結論になったのではないでしょうか。
私の思い込みかもしれませんが、孫社長のTwitterを見ていると、そんな気持ちが伝わってくるような気がしてします。
ところで、ソフトバンクのロゴは、あの坂本坂本龍馬が設立した海援隊のマークを元にしているということをご存知ですか?
2本のラインはイコールを象徴していて、情報ネットワークを誰もが公平に楽しめるアンサーを導きたい、それを導きだすのが=ソフトバンクでありたいと、という願いが込められているそうです。
豆知識でした。