パソコン解体記
こんにちは。
去年の9月に入社した、紙コップ新担当の趙航(ちょう こう)です。よろしくお願いします。
今月からマスク・紙コップのセールを行っていますが、みなさまお手元にダイレクトメールは届きましたか?
実は今回のセールチラシで、薬学部専攻の私は「理系女子」として登場しています。
理系女子としての特徴と言えば、色々なことに対して不思議に思うことです。
たとえば、パソコンの賢さって不思議ではないですか?エクセルで「1+1」を入力すると、なんとパソコンはそれが2になると分かるんですよ!
小学2年生の時(1996年)に我が家で初めてパソコンを購入しました。パソコンの計算機を使っている時に、なんで計算が出来るのかとても不思議に思い父に聞いてみたところ、「そろばんは九九なんて分からないけれど、計算するための道具になれるよね。パソコンも九九はわからないよ。人が早く計算するための道具として巧みに作ったんだよ。キーボードで入力した計算式が電流となって、パソコンの中で大きなそろばんを動かしているイメージだよ。」と私に教えてくれました。
なるほど!中に大きなそろばんがあるんだ!確かにパソコンは普段見るそろばんよりも大きいですね。父に「壊れないから、自由にいじっていいよ。」と言われていた私は、パソコンを解体することにしました。
以前父が楽しそうにテレビを解体していたのをとなりで見ていたことがある私は、共働きの両親が仕事で帰る前に、コンセントを抜き、体全体の力を使ってパソコンを床に下ろして分解開始。パソコンには小さなネジがたくさんあったので、ぴったり合うサイズのドライバーがないところは、仕方なく手で無理やり分解させました。
そして…がっかり!パソコンの中にはそろばんの玉すらありません。手は痛いし、分解したものが何なのか分からないし…途中から、もうつまらなくなっていました。唯一面白かったのは、パソコンの中にファンがあったことです。
つまらなかったからか、そのあとのことは覚えていません。そのパソコンがどうなったかもわかりません。その後我が家からはパソコンは消え、1年後に新しいパソコンが来ました。そして「自由にいじっていいけどキーボードに限る」と父から説明がありました。
でも、パソコンの中にそろばんなんてないことを知ってしまった私には、パソコンはもう興味の対象ではありませんでした。今でもパソコンのパーツの名前を聞かれたら、ハードディスクとファンしか答えられません。
それにしても、パソコンの賢さはいつまで経っても不思議ですねー。