2013年9月号Vol.15
こんにちは、サクライです。以前の小噺で「私の母はヒドイ人です」と紹介した事がありましたが、この夏、その母とタイのチェンマイに行ってきました(母48歳・娘26才の二人旅)。私は2年半ぶり、母は初のチェンマイです。美味しいご飯屋さん、屋台での賢い注文の仕方、レートの良い両替所、タイの美容室の様子などなど、また新しい発見がいっぱいあったのですが、一番大きな発見は「母と私は似ている」という事でした。ショックでした。
母はその瞬間の欲求に忠実です。食欲旺盛な彼女は、朝起きたとたん「お腹すいたお腹すいたお腹すいた」と騒ぎます。彼女のお腹すいたコールに起こされて、二人で外にご飯を食べに行きます(安宿なので、ホテルでご飯は出ません)。食事が終わると睡魔に襲われるらしく、母の目がトロ~ンとしてきます。テーブルについたままこっくりこっくり眠り始めるので、「お昼寝しよう」といったんホテルに戻ります。さてホテルに着いて、私は寝たいのですが、あれほど睡眠を欲していた本人はホテルに戻るまでに眠気が取れるのか、なかなか寝ません。寝ている私の隣でタイ語の発音練習を始める始末。「サワディカー、コップンカー、マイペンライカー、タウライ?」・・・あぁもう、うるさーい!!
母は感情表現が大げさです。トゥクトゥクに乗れば「楽し~い!コレに乗れただけでチェンマイに来てよかった」とはしゃぎ、ホテル近所の食堂に入れば「美味し~い!毎食ココでもいいなぁ。もう一皿頼もうよ」と喜びます。
機嫌がいい時は「ハルカは最高のツアーコンダクターだよぉ」とご満悦ですが、ちょっとマズイ物を食べると、とたんに不機嫌になり、「ハルカのせいだ」と怒ります(私の下の名前はハルカです)。「思ったこと全部口にするなあっ」と怒ってみたら唇を尖らして黙るのですが、顔に出るので意味がありません。忙しくクルクルと変わる喜怒哀楽が、手に取るように分かります。
やれやれ・・・と思ったのですが、よくよく考えてみると、これらの傾向は私も持っています。恋人に母の愚痴をこぼすと「ハルカそっくりだね」と言われるのですが、その意味がよく分かりました。
冷静で賢くて仕事がデキル父のようになりたいと思った事はあっても、喜怒哀楽の激しい母のようになりたいと思った事はありません。見ている分には楽しいけど、本人は大変だろうなぁと思っていました。しかし26才になった今、私は母にそっくりになっていました。がーん。
ショックな発見はあったものの、母との旅行はとっても楽しかったです。母も「また誘って!」と言ってくれているので、また一緒にどこかへ行こうと思います。
旅行写真を弊社の社員ブログに載せました(2013/9/17)。
絵を描く象さんなどがいます。
よければ見に来てください。
(ピーディーアール[社員ブログ]で検索!)
【ちょっと宣伝】
タイは買い食い&ながら食い文化です。歯には大変よろしくない。子供たちは下校中に何か食べています。大人は仕事中に何か食べています(これとは別に、三食ももちろん食べます)。そんなわけで、いつもは毎食後に歯磨きをしている私も、タイでは就寝前に磨くだけでした。一日分のプラークがべったり・・・。「これはトルネの力が必要だ!」
とトルネード毛歯ブラシ(毛がねじねじ捩じってあるPDRオリジナル歯ブラシ。毛コシが強い)を愛用していました。
さすがトルネ歯ブラシ、脂と砂糖たっぷりのタイのプラークもしっかり落としてくれましたよ☆