左ヒラメ、右カレイ

こんにちは。
本日は、ヒビの入っていた足の骨がようやくくっついた棚橋がブログをお届けします。

先日、友人と釣りをして40cmのカレイを釣りました。
釣りあげたときは、ヒラメかカレイか分からず、近くのおじさんがカレイだとすぐに教えてくれました。

左ヒラメ、右カレイ。ヒラメとカレイの見分け方として有名な言葉です。
ただ、この見分け方は日本だけに言えることらしく、アメリカでは左に顔のあるカレイは50%、アラスカでは70%と万国共通ではないようです。

それでは、顔の向き以外では何で見分けることができるのか?
その1つには歯があるそうです。
ヒラメとカレイの歯には大きな違いがあり、ヒラメはイワシやアジを食べるため、歯が大きく尖っていて、カレイはイワムシやゴカイを食べるので歯が小さい。
そんなところでも見分けがつくそうです。

ところで、自分の十数年の釣り人生において、こんな大物を釣ったのは初めてでした。
これはカレイだと教えてくれたおじさんが、「エサを買ったお店に行ったら魚拓をとってくれるよ」と教えてくれたので、人生初の魚拓をとりにエサ屋さんへ。

お店には、おばあちゃんが1人でいました。
おばあちゃんに魚拓とってくださいと頼むと、「いま、魚拓取れる人がいないんだ。ごめんね。ちなみに何釣ったの?」
僕が「40cmのカレイ」と自慢げに答えると、おばあちゃんは、お店の天井を見ながら「カレイかぁ…」と気の抜けた一言。
天井を見ると、そこには立派なタイの魚拓がたくさん並んでいました。

張り切ってカレイの魚拓をとろうとした自分が恥ずかしくなり、
「おばあちゃん、おばあちゃんが働いているうちにタイを見せにくるから」と誓いました。

結局、そのカレイは近所のすし屋さんにもっていって、お造りにしていただきました。
これから寒くなるので釣りはしばらくお休みの予定ですが、来年は必ずタイを釣って、おばあちゃんの店で魚拓をとってもらいます!

寒さが日に日に増していきますが、どうぞご自愛ください。