バトントワリング
こんにちは。総務の中村です。
暑い日が続いていますね。暑いのが苦手な私には大変な季節がやってきました。
そんな私も学生時代はバトントワリング部に所属し、この季節は汗を流しながら練習に明け暮れていました。
今回は、そんなバトントワリングについてご紹介します。
皆さんはバトントワリングと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
よくチアみたいなもの?とか新体操?とか聞かれるのですが、柔軟性が必要なことや手具を使用することは同じですが、それぞれ別の競技なんです。
英語で「棒を回す」という意味のあるバトントワリングですが、お祭りやアニメなどでバトンを回している姿を見たことがある方もいるかもしれません。
スカートやキラキラの衣装で踊ることもあり、見た目華やかな競技ですが、スポーツ競技としてのバトントワリング(スポーツバトン)も盛んです(このときはレオタードを着ることが多いです)。
スポーツバトンとは、屋内の競技フロアで音楽のリズムに合わせて演技をし、バトンの技術と芸術性を組み合わせたもので、技は大きく分けると3つに分けることができます。
・バトンを高く放り投げ、落ちてくる間にスピンや宙返りなどをしてキャッチする技
・バトンを身体の近くで回転させたり、指などを使って回す技
・バトンを手で握らず首や腕など身体の一部を転がす技
つまり、アクロバティックな動きと繊細な動きが合わさった振り付けとなっていることが多いのです。見た目華やかなバトントワリングですが、練習で何度も失敗を重ねて、技術を自分のものにしていきます。バトンは長さなどにもよりますが200g~300g程あるので、取りそこなったりすると結構痛い衝撃が体に走ります。
私の場合、新しい技を練習していたときは、日々あざが増えるのは当たり前でした。
そんな痛い思い出もありますが、夏に毎日部活の仲間たちと練習をした青春の思い出がバトンには詰まっています。
野球やサッカー程、メジャーな競技ではありませんが、世界大会も開催されており多くの日本人バトントワラー(バトン選手)が活躍しています。皆さんもお時間があれば、動画投稿サイトなどでバトン演技が沢山上げられているので、是非見ていただくとバトンの魅力がもっと伝わるかもしれません