冬といえば
少し前まで半袖を着ていたような気がするのですが、木々も紅葉し始め、食卓にはお鍋…時の流れは早いですね。
最近実家から冬服を持ってきたら、服装がOLっぽくなったと評判で嬉しい、品質管理の廣政です。
12月にさしかかるこの時期、ヨーロッパでは、街のあちこちでクリスマスマーケットが開催されます。
ホットワインや軽食、クリスマス用品、アクセサリーを売るお店やスケートリンクが街の広場に現れ、一気に街がクリスマスモードになるんです。
屋台のごはんがおいしいところは日本のお祭りと似ているのですが、食べ物には地域性が見られます。
ドイツだとソーセージやジャガイモの揚げたものが多いですが、フランスではマカロンがあったり、ベルギーではホットチョコレートが人気だったりします。
また、街によってクリスマスマーケットに特色を出すところもあります。
中世風をテーマに、昔の手動のメリーゴーランドや中世の格好をした人がいるマーケットや、アラブの料理をメインにするマーケットなんかもありました。
私は半年ほどドイツに住んでいたことがあります。当時は町の中心からバスで一時間ほどかかるところに住んでいて、一時間に一本しかないバスを待つ間にマーケットでホットワインを飲むのがこの時期の楽しみでした。
ホットワインを購入するときは、デポジット(預かり金)制です。カップの代金として10ユーロを飲み物代とは別に支払い、飲み終わった後にお店にカップを返却するとその10ユーロが返ってくるシステムです。カップはマーケットによって異なるので、飲み物だけがほしいときはカップを返せばお金も返ってくるし、カップが気に入れば家に持ち帰ることもできます。合理的ですね。
寒くなってくるとホットワインが恋しくなります。ちょうどスパイスを友人から貰ったので週末に手作りしてみようかと思います。