Mobike

皆さん、こんにちは。
新入社員のインがお送りします。

 
三か月前に、日本に遊びに来た彼氏の一言
「あなたのお父さん、MOBIKEに乗って荷物を取りに来たよ。」
「MOBIKE?それ何?」
「ふふ。あなたアウトです。時代に乗り遅れてますよ。」
え・・・?私が乗り遅れてる?そんなバカな!

 
MOBIKEとは一体何だろう?ゴールデンウィークに帰国した際、探してきました。

 
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これです!
上海の路上で数えきれないほど見かける、オレンジと黄色の自転車。
MOBIKEとは、どこからでも乗れて、どこでも乗り捨て可能なレンタルサイクルのことです。
使い方も簡単。
携帯のアプリで自転車のバーコートを読み取り、もしくは自転車番号を入力すると、アプリがパスワードを教えてくれます。
パスワードを入力すると自転車が開錠されます。目的地に着いたら手動でロックし、モバイル決済で支払いをして完了です。
予約、開錠、支払いが全部携帯電話1つで終了するんです。
また、自転車には全台GPSがついているため、自分の近くにある自転車を探して予約することも可能です。

 
GPSシステムがついている自転車を何十万台も用意して、システムを開発して・・・膨大な資金が必要だったことでしょう。
一方、料金は30分間で1元(約16円)という不思議なほどの低価格。
地下鉄を降りてから目的地まで1km、なんてときはものすごく助かります。
そのため、出勤、短距離移動など、老若男女に幅広く利用されているようです。

 
30分1元で儲かるのかな・・・?私は儲かると思いますよ。
自転車とソフトの設定があわせて一台30,000円として、一日に10回転すると、約半年で元が取れます。
それに、アプリには広告も掲載されるので、広告収入も結構ありそうです。
いつでもどこでもちょこっと乗れる自転車があるということは、皆さんのニーズを満足させて儲かるだけでなく、多くの人の生活や消費習慣まで日々変えてしまう。すごいなと感嘆しました。

 
今回は、私が日本で働きだしてから初めての帰国。
初めて外からの目線で上海のことを見て、以前は当たり前だと思っていた、変わり続ける上海の魅力に気付きました。
そして、外に出てみて良かったと改めて思い、目の前の人生である、日本での生活もますます楽しくなりました。

 

皆さんの故郷はどんなところでしょうか?故郷に帰るとき、何を思いますか?
町が変わっても変わらなくても、自分の心身は絶対変化していきます。
故郷に帰ると、自分の変化を実感します。
故郷は自分の鏡ではないでしょうか、と感じました。