2017年2月Vol.55
こんにちは、サクッと小噺のサクライです。ようやく春ですね。マフラーをとって、コートを脱いで、春服を買いに行きた~い!(私は寒がりで、3月までコートを着ています) ウキウキと財布の紐が緩んでしまう今日この頃です。
・・・ところで、買い物をすると「緩んでいるのは財布の紐じゃなくて、私の頭だ」と思う事がよくあるのですが、ちょっと私の話を聞いてください。コレって私だけですか?
私、支払いが上手くできないんです。たとえば1296円の買い物をして、ぴったり出せないけど釣銭をジャラジャラもらうのはイヤ―という時は、1596円や(釣銭300円)や2006円(釣銭710円)を出しますよね。
私もそのように計算してお金を渡しているつもりなのですが、だいたい間違っています。千円札を出さずに、296円だけ出してパチンと財布を閉めるのはまだ良いほうで(レジの人に「あの・・・足りません」と言われる)、1583円(釣銭287円)や2002円(釣銭706円)など、トンチンカンな金額を渡してしまう事が多いんです。
店員さんの反応は人それぞれで、2002円受け取って706円のお釣りをくれる方もいます。
しかし混乱して、ただ黙ってお金を見つめている人もいます。申し訳ない。
お店にも他のお客様にも迷惑です。そこで、できるだけカードで払う事にしました。これで問題解決・・・かと思いきや、クレジットカードの代わりに保険証を出したり、図書館カードを出したり、バンクカードを出してしまいます。
財布の中に沢山のカードが入っている訳ではありません。それなのに、その中から適切な1枚を取りだす事ができないなんて・・・。
カードが間違っている事に店員さんがすぐ気づいてくれると良いのですが、わりと気づきません。機械を何度通しても読み込まなくて(当たり前だ)、だんだん焦っていく人が多いです。途中で「あれ?これ違うカードですね」と気づいた時の脱力感。
もっとヒドイ時は、「これください」と商品をカウンターに置いて、財布を開かずにニコニコ待っている事もあります。
店員さんが困ったように「お、お支払いは・・・?」と声をかけてくれて、私は慌てて財布を開きます。
ようやく支払いを済ませて、お礼を言って、最後は商品を持たずに去ってしまうというマヌケっぷり。
サクライあほじゃん!P.D.R.大丈夫か!-と心配になった方がいらっしゃったらご安心ください。大丈夫です。
あほじゃないスタッフが沢山います。その人達に支えられているので、仕事はなんとか大丈夫です。
・・・ところで恐ろしいことに、私は学生時代バックパッカ―でした。言葉の通じない国々を1人で貧乏旅行していました。世界は良い人ばかりではありません。こちらが多く支払ってしまったり、買った物を置いてきてしまったり、そういう時に教えてくれる国ばかりではありません。自分で気づいていないだけで、私はいろんな国のいろんなレジで、お金や商品を失っているような気がします。こわいなぁ。