外灘の電信柱
インがお送りします。
先日販売企画から物流へ異動になり、新しい業務を日々勉強中です。
上司の田代さんが先日まで上海へ出張していたので、
前回ご紹介した、上海の外灘の話を今日もさせていただきます。
前回申し上げたように、昔は港だった外灘は、現在は完全に観光地になっています。
川沿いの歴史感ある高級レストランで食事し、慌しい町の真ん中をゆったり動くフェリーを観る・・・
これは、街の役割が変わる前から今までずっと続く、贅沢な過ごし方です。
30年位前から、すでに外灘は恋人の最高のデート地になっていました。
当時、通信設備はまだまったく発展していなくて、携帯電話はおろか、電話自体が貴重品でした。
それでは、デートとなったら、どこでどうやって相手と待ち合わせすればいいのかしら?
父親の年代は「外灘の電信柱」を目印にしたそうです!
「南から8本目の電信柱で待っているよ」と約束し、当日に電信柱を数えてそこで待つのです。
初めて相手と会うお見合いにももちろん最適!
今の時代では味わえない、なんだかロマンチックな感じだと思いませんか?
電信柱を一本一本数えて待っていた男の子、やっと出逢えた人、手をつないで散歩する外灘。
数え間違えて、違う電信柱で出逢った人と結ばれる、なんてラブストーリーもあったみたいですよ。笑