迷えるレフリー

こんにちは。広告部のジンシャンです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

先日、JFA(公益財団法人日本サッカー協会)認定のサッカー審判員4級の資格を取得しました。

この資格があると、都道府県サッカー協会を構成する支部、団体、連盟等が

主催するサッカー競技の試合の審判を担当できます。

 

きっかけは息子の通うサッカーチームで、

自分もコーチのお手伝いをしたいな、と思ったからでした。

 

4級審判員の資格は講義を受け、

いくつか質問に受け答えすれば取得できました。

資格取得後に届いた公式のルールブックを読み、

いつか来る公式戦の審判デビューに備え勉強中の日々です。

 

元々サッカー経験者ですし、ルールブックもしっかり読んだので自信もありました。

漆黒のユニフォームを身に纏い、毅然とした態度でブレずに笛を鳴らし、

試合をジャッジする自分を妄想していました。

「四十にして惑わず」に一歩近づいちゃったな(そのお話はこちら)、

と楽観的な気持ちでいたのですが…

先日、息子の練習試合で審判デビューで現実を思い知らされました。

 

小学生の試合は8人制で、コートも大人用より狭く、

その為コート全体のジャッジを審判一人でします。

 

微妙な判定も、実際に審判が笛を吹いたらそのジャッジが絶対なので、

迷う事なく笛を吹けば良いのですが…子供たちが頑張っている姿をみると、

少しくらいの微妙なファウルなら、頑張って走ってるし、

そのまま継続した方が良いプレーが続きそうだな…とか、

ちょっと今のオフサイドかも?と思っても、

でもフォワードの子、今日何回も頑張って前走ってるし、

ファウル取らずにこのままゴール目指して続けたら良いプレーできるのかも…?

という具合に迷いまくりです。

 

ブレない審判のコツは

1:「先回り(試合展開の予測)」

2:「ポジション取り(判定しやすい位置にいる)」

そして、

3:「人情を捨てる(余計な主観は捨てて事実に基づいてのみジャッジする)」なのかも?と

思いながらも、この3つ目が中々できず、週末に練習試合で笛を吹き、

迷いを捨てる訓練の日々を過ごしています。

「四十にして惑わず」の境地に辿り着くには

まだまだ訓練が必要なようです。

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