2018年8月Vol.74 サクッと小噺 2019年07月30日
※小噺は過去分を随時アップしております。内容に時差がある場合もありますが、是非ご覧ください。
こんにちは、ここ1年で体重が2kg減ったサクライです。
これだけ聞くとめでたい事のように聞こえますが、なんでもかんでも減ればイイってもんではありません。問題は「何が2kg減ったのか」です。
1年前、自宅の体組成計がどーにも信用できなかったので(数値が異常に良い)、外のちゃんとした施設で体組成を調べてもらいました。筋肉量や脂肪量が部位別にわかるんです。その時にインストラクターさんからいただいたアドバイスが、「おねえさん自転車やってるね?脂肪は、腹部は多くて手足は少ない。筋肉は、脚は多くてそれ以外は並。典型的な自転車体型」&「バランス良く脂肪を減らして、バランス良く筋肉をつけるためには、ランニングと筋トレがおすすめ」でした。
そこで私は、自転車にあてる時間を減らして、1年間ランニングと筋トレに励んだんです。週2で5km、たまには20km走って、週2回は筋トレしてプロテイン飲んで・・・。持ち上げるダンベルは徐々に重くなり、体は全体的に太くなり、体重は落ちていきました。「体型は太くなってるのに体重は落ちてるなんて、よっぽど筋肉ついて、よっぽど脂肪が減っているに違いない!」と私はとても喜んでいました。
ところが・・・つい先日、同じ施設に自信満々で体組成を調べに行ったところ、愕然とする事実が判明。脂肪量は変わらず、筋肉が2kg減っていたんです。つまり、体重で減った2kgは、すべて筋肉が減った分ということです。
サクライ:サ、インストラクター:イ
サ 「そんなハズは無い!だって持てるダンベルは重くなったのに。」
イ 「瞬発力の筋肉はついた。でも自転車を控えたから、
持久力の筋肉が減っちゃったね。」
サ 「そんなハズは無い!だってランニングしてたのに。」
イ 「自転車とランニング、どっちが頑張ってた?
どっちが体を追いこんでた?どっちが負荷かけてた?」
サ 「う・・・(間違いなく自転車)。」
イ 「自転車の方が頑張っていたという事が、数値に表れている。
筋トレとランニングの負荷を足しても、
自転車で頑張ってた負荷に比べて、筋肉2kgほど足りなかった。
1kg以内は誤差かもしれないが、2kgは明確な変化だ。」
あぁ、私の1年は何だったのー?!測定から帰った直後、ショックのあまり、”まるごとバナナ”を2本も食べてしまいました(体に対して最悪の反発)。でも冷静になってみると、自転車の方が体を追い込んでいた事は認めざるをえません。だって自転車は一日中こいでいたけど、筋トレとランニングはせいぜい1~2時間でしたから・・・。
仕事や恋愛に比べて、筋肉は単純でわかりやすいーと思っていたけど、そうでも無いようです。私は順調に筋肉を増やしている気でいて、実際は減らしていたんだから。自転車とランニングと筋トレをどのくらいの割合でやったらいいのか、まだわからないけど、とにもかくにも1年後のリベンジに燃えるサクライでした。