制作の竹内です。
私の実家には大きなソメイヨシノがあります。樹齢四十数年。姉の誕生記念で植樹した物です。
よほど土との相性が良かったのか、大きく育ち、実家のシンボルツリーとなりました。
満開の時には、近所のお婆さん達が桜の下で井戸端会議を行っています。
私が社会に出た20年前は、新入社員がお花見の場所を取るという事が普通にありました。
会社に出社する前にビニールシートを運び、最良の場所を選ぶ。
昼からは仕事そっちのけで夜の宴会の買い出し。まだ入社間もないころなので、任せてもらえる仕事なんかありません。
宴の準備と盛り上げる事で先輩方とコミニュケーションを取った事を思い出します。
私、こういった準備やイベントが大好きなんです。「めんどくさい」とも、「気を使う」とも思いますし、
考えなくてはいけない事はたくさんあるのですが、宴がはじまって皆さんが楽しんでいる顔を見るのは、私の中では至福の時です。
残念ながら全員を満足させる事は不可能です。そんな時に、「次回はあの人のツボを探すぞ」、
「あの人はああいう人だからあきらめよう」なんてあれこれ考えて工夫するのも好きで、
だんだん妄想するうちに大掛かりになってしまい、他人に止められる事もよくあります。
3.4月のダイレクトメールでは、「東日本大震災から2年、被災地の歯科医院様、技工所様の今」という冊子を作り、同封しました。
(全て配布済ですが、現在はオンラインショップの特集コーナーでご覧いただけます)
私自身が被災地をめぐり、現在の歯科医院様や技工所様の状況をレポートしたのですが、
その中で、地元企業様の応援として「石巻鯨カレー」と「しょうゆドレッシング」をとりあげ、
定価で仕入れて定価で販売することになりました。
どちらも、安い値段ではありません。
私の担当は渉外・制作ですが、コールセンターが忙しい時は、オペレーター業務の応援にも行きます。
販売の際、お客さまから「これってどんな味?」などの質問を頂くかもしれない。
そのときに「知りません」とは言えない。ぜひとも試食が必要だ。というか、皆にも食べてもらいたい。
最初は、「1人1つずつ配ろうか」という話だったのがどんどん膨らみ、
気が付いたら話は「従業員全員で大試食会!」になっていました。
私は70人分の食事を準備することになりました。大量のお米を社内で炊飯するのは無理です。
炊飯業者に委託して炊きたてのライスを準備したり、カレーを温める寸胴を準備したり。
私が所属する制作チームが率先して働いてくれ、試食会は大成功に終わりました。
5.6月には、冊子のvol.2を発刊します。その中でも地元企業様の商品を扱います(食材はDMが届いてからのお楽しみ)。
制作チームでまたもや社内試食会を企画中です。
前回とは違い、今度はその食材をアレンジして食べることを企画しており、前回よりも大がかりな物です。
お客様センターの担当者はきっと正直な感想をお客様に上手に伝えられると思います。
是非気兼ねなくお問い合わせください。
私もお客様の声が増えるととても嬉しいです。