徒然草2013年夏 2013年07月16日
タイトル:徒然草2013年夏
こんにちは、歯ブラシ担当の櫻井です。暑いですね!!
脳ミソが溶けるようです。朦朧として思考がまとまらないので、今回はテーマを1つに絞らず、最近の私を徒然なるままに書かせてください。
【太宰治】
最近お気に入りの作家です。
超ネガティブで、可哀想な自分を披露したがり、やたら女性にモテて、浮気や心中を繰り返す男…。
純粋だった高校生の頃は大っ嫌いでした。でも今読んでみると、いやはや彼は面白い!
太宰はいずれ自殺すると決めています。
しかしサービス精神は強いもんだから、死ぬ前に他人を楽しませたくて、それゆえに文章を書いています。自殺直前のエンターテイナーです。同じ自殺した作家でも、芥川のように命を削って書いた人とは雰囲気がずいぶん違います。芥川の文章はピンと張りつめていますが、太宰にその緊迫感はありません。
彼の文章は、粘っこい暗さと鋭い笑いが同居しているようです。
―エライ誰かの評論ではなく、私の個人的な感想なので、間違っているかもしれませんが。
【お客様のお手紙】
この夏“alca TORNE”と“P.Grip TORNE”という歯ブラシの新商品を出しました。
以前「こういう歯ブラシが欲しい」というお声をいただいていたお客様のご要望に沿う商品だと思ったので、発売に先がけてお送りしました。すると、葉書が来たんです。
歯ブラシの感想を書いてくださり、それに続いて、「1本100円前後でこの品質はスゴイと思います!
またそれ以上に、歯ブラシ開発にそそぐ愛と情熱がスバラシイ!」と嬉しいお言葉がありました。お客様からお手紙をいただく事は度々ありますが、愛と情熱を誉めていただいたのは初めてで、ものすっごく嬉しかったです!!私にとって歯ブラシは、まさに愛と情熱を具現化した物ですから。
【漢方】
5月から大変体がだるく、帰宅後や休日はただ横になる日々が続きました。
病院をいくつかまわりましたが、診断は医者によって異なり、解決しないまま薬だけが増えていきます。
「原因不明でこんなにツライなら、西洋医学より東洋医学の方がいいんじゃないか?」養命酒と高麗人参を摂り始めました。すると、ずいぶんラクになりました。まだ元気とは言えませんが、病院でいただいた薬を飲んでいた時よりずっと良いです。きっと三ヶ月後にはピンピンでしょう。―と、思った矢先…
【強制退去】
私が住んでいるマンションが取り壊される事になり、つい先日、退去命令を受けました。
半年しか住んでないのに…。ここに引っ越すのも物入りだったのに…。
場所も部屋も気に入っているのに…。
更に目下の問題。今の部屋にはエアコンがありません。
購入予定だったのですが、どうせ取り壊されるのに設置するのもバカらしいです。
しかし、この夏をエアコン無で乗り切れるか?
一階なので、寝る時は窓も開けられません。
毎晩が熱帯夜。「死にませんように」とお願いしてから床についています。
寝苦しいことこの上なく、一晩ごとに衰弱していくようです。
せっかく漢方で快復の兆しを見たのに、神様ちょっとヒドイじゃないですか。
三ヶ月後、私は生きているでしょうか?
以上、徒然なるままに櫻井でした。
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お隣さん問題 2013年07月10日
こんにちは!グローブ担当の小野です。
ただ今、僕の担当商品であるグローブのセール真っ最中です。もうご存知の方もそうでない方も、この機会をぜひご利用ください。
さて、営業はこのくらいにしておいて、今回は出張先のマレーシアで遭遇したちょっとした出来事についてお話ししたいと思います。
今東南アジアは気候が乾季に移り、雨が少なく乾燥した日が続いています。そこで問題になっているのがヘイズ(煙害)です。ヘイズって?という方に少し説明を。
ヘイズ(煙害)とは、インドネシアで行われる野焼きで舞い上がった煙が、隣国であるシンガポールやマレーシアに流れ込み、各地で大気汚染を引き起こす問題です。
日本でいう「黄砂」や「PM2.5」と同じような問題ですね。
なんでも、インドネシアはゴムやパームツリー(パームオイルが採れる木)などのプランテーションが盛んで、植樹に必要な土地を確保するためジャングルを焼き払い、そこに新しい木を植えていくそうです。「木を切るのが面倒くさいから燃やしちゃえ」ってなんとも豪快ですね。(火を使うことで、灰が肥料になったり、土壌が改良される効果もあるそうです。)
今回出張でマレーシアを訪れたのが6月26日ごろでちょうどヘイズのひどい時期でした。今年は特にひどいらしく、いつもはホテルから工場へ行く際に見えるクアラルンプールの高層ビルが、ヘイズによる煙で見えなくなっていました。地元の方に聞くと、ひどいときには小学校などが休校になることもあるのだとか。
ヘイズは乾季の間(9月頃まで)続くそうなので、この後シンガポールなどに旅行の予定がある方はマスクを持参されることをお勧めします。(ちなみにPDRではマスクもセール中!)
日本と中国のお隣さん問題のようなことが他の国でも起こっているんだと初めて気づいた出張でした。
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「東京の電車」 2013年07月08日
コミニュケーションセンターの芳野です。
最近、仕事や私用で東京に行く機会が何度かあり、東京地区の電車の多さ、難しさに改めてびっくりしております。
都内の方には笑われると思いますが、同じ電車に乗っていたと思ったら、直通で別の路線に入っていて改札を通れなかったり、待ち合わせの駅の名前がない!と思って確認したらJR線以外の駅だったり、スムーズに乗り換えできた試しがありません…。
もちろん前もって予定が立っている時はインターネット等で調べていくので、さすがに駅が無いということは無いですが、「駅から徒歩5分」の場所に行くときに20分前に駅に着くように行ったら駅がすごく広くて、駅から出るのに時間がかり、結局目的地へ走って向かう事になったりもしました。
う~ん…やはり難しい!
ただあれだけ電車が走っているとさぞ便利だなぁとも思います。
どこへ行くにも電車でいけるというのはやはり魅力です。
それも人口集中がなせる事かなぁと思います。品川駅だけで1日の利用者数が30万人を超えるのであれだけの線路が走らせられます。線路を作るのには莫大なお金と維持費がかかりますから、どこの地域でも「どこでも電車で!」というわけにはいきません。もちろん利益度外視でやればできるでしょうが・・・。
ただ、仮に愛知県に東京なみの路線網ができたとしても今の私ではまだまだ実力(?)が足りないので、毎日迷子や乗り換えトラブルに会うことは確実です。少なくとも1回やった失敗は2回目やらないように、都区内に行くたび精進して参りたいと思います。
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我が家の常識 2013年07月06日
みなさんこんにちは!
PDRのカヌー馬鹿こと國安です♪
すっかりカヌーの時期になりました!
日々の練習からどんどん黒くなってきていますが、将来のシミが気になるお年頃になってきました…
カヌーの練習後の顔パックはかかせません(笑)
さて、今回は私の家族についての話をしたいと思います。
私はこのご時世に逆らったかのように5人兄弟です。
小さい頃は兄弟が多いことは嫌でした。
何せ自分の色々な物の取り分が減ってしまうし、大勢ででかけるのってなんだか恥ずかしい。
ところが今の年齢になって毎月のように、ただただくだらない話をしたり、鍋を囲んでみたり、ぐだぐだとしたりとよく誰かの家に集まるようになりました。
今週末も弟のオススメの居酒屋に5人で行く約束をしています(笑)
以前は嫌でしたが、今になって、兄弟がたくさんいることに両親に感謝しています。
とっても楽しいし、何かあったときにとっても頼りになる。
これからも大事にしていきたいなぁと思っています。
そんな私たち兄弟の中での常識を先日社内で話したらとっても驚かれました。
我が家は麺類が大好き。
特にうどん。
鍋の締めには必ずうどんを食べます。
5人で10~15玉。
別に大食いなわけではないのですが、うどんは別バラがあるようで、ぺろっと平らげます。
うどんだと何故か食べられるんですね。
私は女子の甘いもの別バラが理解できませんが、うどんだけはわかります。
そんなこんなでこれからは、そうめんやひやむぎがおいしい季節になるので楽しみです♪
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日本語勘違い 2013年07月05日
こんにちは。
カスタマーサービスの張です。
私は中国人で10歳のころから日本に住んでいます。
日本語はネイティブレベルと自称しているのですが、たまにおかしな間違いが発覚します。
今日は、その例をひとつご紹介します。
私:「この間、ちょっと高かったけど、ずっとほしかった靴をふんばって買ったの!」
大爆笑する友達。
「なんで笑うの?」と笑われた意味がわからず、少し不快に思った私に
友:「だってふんばるって日本語変だよ?奮発したって言いたいんでしょう?」
辞書を調べてみたところ
踏ん張る:1 足を開き、力を入れて地面などに突っぱるようにする。
2 気力を出してこらえる。また、がんばる。
3 強硬に言い張る。譲歩しないで押し通す。
奮発:思い切りよく金品を出すこと。
「力を入れて靴を買った」と自慢げに話した自分がとても恥ずかしくなりました。
今まで、どこかで間違って使っていなかったか心配です。
日本語を覚え始めたころ、私はきっと音だけで言葉を覚えていたのでしょう。
今なら漢字を見て意味を理解するところですが、
私の頭の中の日本語辞書には、子供の頃に変換間違いのまま登録された単語が、まだまだ隠れていそうです。
一個ずつ直していきたいです。
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スマホのウィルス対策 2013年07月03日
本日はシステムの長谷川がお届けします。
近年、スマホの普及率が飛躍的に上がり、スマホを持っている人も多いと思いますが、今回は最近増え続けているスマホのウィルスについて、触れたいと思います。
パソコンのウィルスについては、皆さん結構知っていると思いますが、スマホにもウィルスが感染することをご存知でしょうか?
現在、パソコンウィルスは1日に1万種以上も出現していると言われていますが、スマートフォンウィルスは2004年以降現在まで累計しても3700種ほどしか確認されていません。この数だけみると、パソコンウィルスに比べてスマホウィルスはそれほどたいしたことではないように思えます。しかし、脅威の質という面でみると、パソコンウィルスよりスマホウィルスのほうがはるかに危険なのです。
スマートフォンには電話番号や住所、GPSの位置情報やクレジットカード情報など個人情報が満載です。これらがウィルスによりネット上に流出したりすれば、パソコンでウィルス感染した場合よりも大きな被害に繋がってしまいます。
特にAndroid版のスマホを使用している方はご注意を!
なぜ、Android版のほうがiOSのiPhoneよりウィルスに感染しやすいのかというと、iPhoneの場合はアプリをダウンロードできる場所はApp Storeのみです。このApp Storeはアプリを掲載する際に必ずApple社の審査があるので、悪意のあるアプリが混入する可能性は低いそうです。しかし、Android向けアプリは色々なサイトから自由に入手することが可能です。
従って、悪意のあるアプリを配布するのにはとても都合がいいとされています。
普段何気なく使っているスマホですが、とても危険が潜んでいます。スマホ用のウィルス対策ソフトも数多く出てきていますが、対策ソフトを入れてあるからといっても決して完全に防げるというものではありません。
実存するインフルエンザなどのウィルスと同様に、ネット上のウィルスも日々変化していきますので、皆さんも注意してください。
心配だなと思った方は、「スマホ 警視庁」で検索すると、警視庁が公開して
いるサイトがありますので、見てみてください。
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マイスター 2013年06月21日
こんにちは。商品企画の棚橋です。
本日は僕の小学校・中学校時代のサッカー部の先輩、秋田さんの話を少しします。
秋田さんには当時とてもかわいがってもらった良い思い出でしかありません。
(良い意味でのかわいがりですよ)。
秋田さんはプロサッカー選手という夢を追い渡独。
ドイツへ渡り、サッカーへの夢破れた後、世界でも歴史のあるバイエルンの食肉学校でドイツの国家資格である「マイスター」を取得しました。
当時、マイスターを取得した日本人は2人目だと聞いています。
2009年名古屋でAkita Hamを開業し、無添加にこだわった商品を一つ一つ丁寧に作っています。
僕もオープン当初からとてもお世話になっています。
そのAkita Hamが先日、日本経済新聞の何でもランキング「おいしいハム」ランキングで7位に入っていました。
2009年名古屋で開業。4年目で日本7位に。
2009年といえば、僕がP.D.R.に入社した年です。
先輩は本物にこだわり続け日本7位に、かたや僕はこの4年間でどうだったのか?
自分が勝負ができる部分はどこなのか?強みは?
ふと、新聞記事を見て考えさせられました。
本物のマイスター秋田さんのこだわりの商品。
みなさん、よかったら「Akita Ham」検索してみてください。
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「私は空海になりたい」 2013年06月17日
こんにちは、商品企画部の櫻井です。
この前、制作部の竹内に「わたし空海になりたいんですよ」と言ったら、
「なんじゃそりゃ?ブログに書いてやろう」と言われました。
竹内がブログに書くのは構いませんが、彼が正確に伝えてくれるとは思えないので(笑)、今日はその注釈をします。
空海は坊さんですが、元祖の仏教とは少し違う考え方をしました。
ものすっごく簡略化すると、元祖の仏教が「全ての物事は移り変わる。
結局のところ全ては無である。だから執着するな」と言ったのに対し、空海は「全ての物事は移り変わる。結局のところ全て繋がっているのである。だから全て、それで良いのである」と言ったんです。
例を出しましょう。セックスの話です。
「また櫻井がエロい話してるよ」と思わないでください。
古今東西、いつでもどこでも人間はセックスに魅かれ、苦しみ、悩んできたので、セックスはどんな宗教においても大事なテーマなんです。また、元祖仏教と空海の比較をする上では、わかりやすい違いなんです。
元祖仏教が「セックスで恍惚感を得ても、終わった後は虚しい。
体の快感も心の満足もすぐに消えるものだ。全て無だよ」と言ったのに対し、「セックスの恍惚感は真理だよ。終わった後の虚しさも真理だよ。相反する事実が表裏一体でしょう、つまり全てが無であり全て真実って事だよ。だからソレで良いのだよ」と言ったのが空海です。
空海にとって、宇宙の物事はすべて繋がっているんです。
善もない。悪もない。自己もない。他者もない。
全てを同一と感じ、全てを「良し」と受け入れるって事です。
こんな風に感じられたら、どれほど幸せだろうと思います。
自己と他者の区別がなければ、嫉妬も嘲りもないでしょう。
自己と物事の区別がなければ、欲望も執着もないでしょう。
きっとそこにあるのは、どこまでも穏やかな一体感だけです。
理屈はわかります。でも、私はそれを感じ取る事ができません。
一瞬一瞬、宇宙と共鳴しているを生を感じ取れる空海は、とても幸せだった事でしょう。
ところで、私はめったに他人になりたいと思いません。
自分に不満はあるけど、自分の周りの人達が好きなので、彼らと一緒にいられるなら、私は私のままでいたいです。でも! 空海になれるなら、今の自分を捨ててもいいなぁと思います。空海になれば、周りの人も何もあったもんじゃありません。
全てが1つなんだから。
誰かと一緒にいるとか、別れるとか、そーゆー問題は消滅するんです。
出家して空海に近づけば?―とんでもない、彼は天才です。
たぶん日本史上で一番の天才です。
私が何をしたところで、1ミリだって近づけるもんですか。
私はこれからも無知ゆえの苦しみを続けるのです。
売上を上げようともがいたり、恋人と喧嘩して怒ったりするんです。
自己嫌悪に陥ったり自己満足に浸ったりするんです。
そんな俗な生活の中でフと、空海に焦がれるだけでいいんです。
―以上、大学で宗教学を専攻していた櫻井でした。
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山が神様 2013年06月17日
制作部 竹内がお届けします。
先日、数年前にDMでご紹介した吉野山の弘願寺の歯がため地蔵祭りに参加してきました。
弊社DM編集担当櫻井と、取材の帰りに二人でプチデートしてきたわけですが、ちょうど吉野山の中心的寺院、金峯山寺の秘仏金剛蔵王大権現(重要文化財)の特別公開が行われていましたので、ついでに拝観してきました。
金剛蔵王大権現は3体。左から「弥勒菩薩(みろくぼさつ)」中央が「釈迦如来(しゃかにょらい)」右が「千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)」高さ7mの木彫の仏像です。
とても迫力があり、顔が青く三体とも目を見開き、歯をむき出しにして怒っている表情で、金剛力士像の阿形(口を大きく開いている方)のような形相をしています。
なぜそんな顔をしているのかというと、吉野山から南の山々は大峯と呼ばれ修験道の修行の場所です。修験道は日本古来の山岳信仰であり、もともと仏教とは別の信仰だったのですが、外国から入ってきた仏教と混ざり合い、山を駆け巡って(山岳信仰)悟りを目指す(仏教)ということになってしまったわけです。もともと修験道で崇められていた神は、山らしく荒々しい神です。それを、釈迦如来、弥勒菩薩、千手観音という仏教にちなんだ名前に改名してしまったので、他の寺院で見られるような優しい表情をしていない訳なんです。
なぜ私がこんなに詳しいのかというと、今回の同行者櫻井のおかげ。彼女はカナダの大学で宗教学を学んでいたため、世界各地の宗教に精通しており、修験道についても私に詳しく教えてくれました。
彼女は車の中で「竹内さん、私、空海になりたいんです」。いきなり何を言うんだろうと思い理由を尋ねると、「だって何もかも、無い事が幸せと感じられるですよ。」私は即答で「意味が解らない」と返答(後日この原稿を書くために聞き直したところ、「無いことが幸せ」なのではなく、「宇宙の何もかもが同一と感じられる」のが幸せなのだそうです。私に違いがわかりませんが。)そこから空海の思想や密教、修験道などの話を詳しく私に教えてくれます。
あの瞬間、私の中では無知なおっさんに悟りを説く櫻井は「空海」でした。「櫻井よ、お前はもう十分に空海に近づいている」と心の中で思っていました。
金峯山寺の蔵王権現ご開帳は年に1回で、ここ何年か毎年行う予定だそうです。今年のご開帳は終わってしまいましたが、来年、桜のきれいな季節に秘仏をご覧になってはいかがでしょうか。
ところで、歯がため地蔵祭りでは、ちゃんと日本全国の歯科医院様、歯科技工所様の商売繁盛を祈願してきました。
世界の宗教を知り尽くした桜井が祈りましたから、きっと皆さまに幸が訪れるとことと思います。
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ヘルパー2級取得! 2013年06月11日
こんにちは、グローブ担当の小野です。
突然ですが、先日、ホームヘルパー2級を取得することができました!!
実は学生のころから介護に興味があり、就職してからもちょくちょく近くのデイサービスセンターにお邪魔しておじいちゃん、おばあちゃんと話をしていたんです。
ホームヘルパー2級の資格をとるための研修は、今年4月から「介護職員初任者研修」という名称に変わり、研修のみからペーパーテストも加わるようになりました。
私は今年3月から講習を受けはじめ、5月と6月に規定の4日間の介護施設での実習を終えたので、ペーパーテストなしで無事資格を取ることができました。
実際の介護施設での実習では、おむつ交換や入浴介助など今まで見られなかった介護の大変なところを垣間見ることができ、良い経験になりました。
そんな中で、一つ気になったのが嚥下の問題。利用者のみなさんは高齢なこともあり、大なり小なり嚥下機能に低下が見られます。中には自分で飲み込むことができなくなり、“とろみ食”といって通常の食事をミキサーにかけてどろどろにしたものを食べている方もおられました。これは傍から見てもおいしくなさそうだし、実際利用者の方も何を食べているのかわからないので、食べる楽しみも薄れてしまいます。
この嚥下障害を予防する上で大事なのは、丈夫な歯を持ち続けること。やはり、自分の歯でしっかり噛める利用者さんは嚥下に問題なく食事されています。
歯科材料の直販という仕事を通して、少しでもおいしくご飯を食べられるお年寄りが増えたらなと思いました。
グローブとは関係のない話をしてしまいましたが、介護は私の興味がある分野なので、これから介護の視点からも歯科を見ていけたらなと思います。
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