スタッフのひとりごと
STAFF BLOG

「詐欺の話」 2013年06月07日

コミニュケーションセンターの芳野です。

先月、「振り込め詐欺」の名称が「母さん助けて詐欺」
に変更になったというニュースがありました。

最初は「なんて安直な!」と思いましたが、この手の詐欺の名称が
「オレオレ詐欺」→「振り込め詐欺」→「母さん助けて詐欺」と変わってきて
だんだん名称だけでどんな詐欺かわかるようになった感じがあります。
スマートでカッコイイ名称もいいですが、分かりやすさを考えると
「母さん助けて詐欺」は分かりやすくて、個人的にはいいかなと思えてきました。
(名称自体は公募されたものだそうです。)

 

自分の周りでは幸い被害を受けた方はいませんが、年々詐欺は巧妙化しているそうです。
自分の知っている事例を一つ。

 

警察(を名乗る人)から「息子の○○さんが交通事故を起こした」と電話。すぐにでも保釈金(or慰謝料)を払う必要がある。

そんなまさか、と一旦電話を切って息子に電話をかける。

繋がらない。どうしよう。急がないと!

警察(を名乗る人)にかけ直してお金を振り込んでしまう。

 

というパターン。文章にするとこれくらいですが、実際に「急ぎで」「すぐに」「間に合わなくなる」と言われると、パニックになってしまい冷静な判断ができなくなります。しかも息子には電話が通じない。話せない。

 

巧妙なのは息子の名前をはっきり言っている点と電話をかけ直しても息子本人と話せなくしている点。もちろん実際にこのとき息子は事故を起こしているのではなく、「取引先とゴルフに行っていた。山の中なので携帯は圏外になっていたため通じなかった。」だけ。
ここまで調べたうえで詐欺の電話をかけているのです。こんなことまで調べられてしまうなんて…。

この手口を考える事も個人の状況が調べられてしまう事もとても怖いです。

 

「私は絶対に引っかかるわけがない」と思っている人こそ引っかかってしまうそうなので、
いつ自分にかかってきてもおかしくない、と思って話を聞くなり対策なりしていきたいと思います。
 

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空気がおいしい 2013年06月04日

こんにちは、カスタマーサービスの張です!
いよいよ本格的に梅雨入りしましたね。
毎日雨で、じめじめするこの季節。毎日、晴天を祈る私です。

先日、栃木県の那須に行きました。

自然に囲まれた、山奥のコテージで一泊すごしました。
周りには田んぼで農作業する人や、川で釣りしている人がたくさん。
コンビニもスーパーも、わざわざ車で移動しないと行けず、
都会っ子の私には、とっても新鮮な世界でした。

長時間の移動を経て、緑豊かな景色を見て、
思わず最初に出た言葉は「空気がおいしい」。

味がするわけでもないのに、どうして「おいしい」と表現するのだろう。
よく考えると不思議な表現ですよね。

きれいな空気を思い切り吸って吐くと、なぜかすっきりした気持ちになる。
マイナスイオンをたくさん浴びた気分になる。
体の中が洗われてきれいになったような気分。

そこで、体に取り込むと体が喜ぶ=おいしい、という解釈をしてみました。
人はおいしい物を食べている時、幸せな気分になる。
もしかしたら自然豊かなところで空気を吸うのも、似ているのかもしれませんね。

ところで、天気予報がすべて雨マークだったにも関わらず、両日とも晴天に恵まれました。
自称晴れ女の私、実力発揮の2日間でした。(笑)

 

 

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親切心 2013年05月31日

こんにちは、本日はシステムの長谷川がお送りします。

 

現在、私は健康のため電車通勤をしているのですが、その電車の中で起こった心温まる出来事をお話したいと思います。

 

いつも通勤電車は、ほぼ満員の状態です。その日もいつものように満員電車に揺られていました。

私の前の座席には、男子高校生が2人座っていて、1人はいわゆる不良っぽい子、1人は生徒会長にでも立候補しそうな、いかにもまじめそうな子で、お互い同じ制服を着て居ましたが、友達というわけではなさそうでした。

ある駅で、荷物をいっぱい抱えたおばあさんと子供が2人、大変そうに私の横に乗ってくると、それを見たいかにも不良っぽい子がおもむろに立ち上がり、「ばあさん、ここに座れよ!」と席を譲ってあげていました。

その行為だけでも、「おぉ、なかなかいい子じゃん!」と感心をしていたのですが、席を譲られたおばあさんが一緒にいた子供に「私はいいから、あなた座りなさい。」と言って席をゆずってあげているのを見て、先ほど席を譲った不良っぽい子が、隣に座っていたまじめな子に向かって、「お前も席を譲れよ!」と言って、おばあさんのために席を譲らせていたのです。

その高校生たちが電車を降りる際に、おばあさんがお礼を言っているのを、照れくさそうに片手だけあげて返答していた、不良っぽい子に、私は心の中で拍手喝采を送っていました。

 

最近の若いもんはどうなんだと、おやじ目線で見ていた自分の考え方を、ちょっと変えようと思った出来事でした。

 
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カヌーの修理 2013年05月28日

 こんにちは!

PDRのカヌー馬鹿こと國安です。
 
日に日に暑さも増していますが、皆さま体調崩されていませんか?
私はカヌーの時期がやってきた!
と週末には朝から夕方まで池に浮く日々です☆★
 
そんな私の大切なカヌーは現在修理に出ています。
カヌーポロでは激しい衝突がありますが、
カヌーはカーボンでできています。
そのため当たり所が悪かったり衝撃が大きいとばきっと割れてしまいます。
 
ある意味勲章。
でも、20~30万円するものですから、切実です。
 
今の私のカヌーは先輩から譲り受けたもので、足掛け6年は水の上で闘ってきています。
かなりのダメージが溜まっていたのでしょう。
一気にきてしまいました。
普段ならばせっせと自分でカーボンシートを買ってきて修理をします。
 
しかし、今回は自分で直すには傷が深い…
 
ということで、修理をすぐにあきらめ、修理を請け負ってくださるかたのところへ車でひとっ走り。
片道2時間半かけて伊勢市まで行ってきました。
 
当日はあいにくの雨。
どうせなら観光…お伊勢さんにお参り!
と思いましたが、どこも駐車場は満車。
カヌーを預けて修理を依頼し、滞在時間わずか10分で帰ってきました。
 
修理期間2週間。
引き取りに行く際に観光…
はせずにそのまま池に直行するんだろうなぁ。
 
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マンU 香川真司 優勝! 2013年05月24日

こんにちは。

本日のブログは棚橋がお伝えします。

 

私は小学生のころから現在までずっとサッカーをしています。

そんなサッカー好きな私にとって、最近のうれしいビックニュースは

香川選手が所属するマンチェスターユナイテッドのプレミアリーグ優勝。

といっても、人とは嬉しいポイントがちょっと違うかもしれません。

マンチェスターユナイテッドというチームや香川選手に特別な思い入れがあるわけではありませんが、「ヨーロッパのトップリーグで日本人の所属するチームが優勝したこと」が個人的にはとてもうれしい。

「日本人でも世界で通用するんだぞ」ということを香川選手が証明してくれているような気がするんです。

 

と言うのも、中国北京に留学をしていたときに、日本人サッカーチームに所属し、

イタリア、フランス、イギリス、ロシアなど色々なチームと試合をしたときの経験があるからです。

 

彼らは決まって僕ら日本人を見下しながらプレーをする。

僕たちをアジア人だというだけでバカにしながら試合に臨んでくる相手を、コテンパンにするのが楽しみでした。

たまには、本当にかなわないや、という相手もいましたが。

 

そんな日本人への偏見をなくしてくれるのが、海外で活躍する日本人選手だと思います。

香川選手以外にも、たくさんの日本人がヨーロッパでプレーしています。

10年後、20年後、「日本人=サッカー下手」というイメージが払しょくされる日が来るのを

楽しみにしながら、日本人が出場するサッカーの試合を日々観戦しています。

 

一度でいいから、ヨーロッパに試合を見に行きたいものです。

 
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山岳部竹内です 2013年05月23日

ピーディーアールの山岳部、竹内がお届けします。

 

山の先輩の話。

 

私には3歳年上の山の先輩がいます。

この方は名古屋の山岳会に所属しており、本気山男です。

先輩は、冬の槍ヶ岳北釜尾根という、日本屈指の難コースにチャレンジしたりしています。

 

昨年夏に北アルプスに言った時の事。新しいザックを見せてくれました。

何でも韓国に行った友達が安かったからといって、韓国登山ブランドのザックを土産に買ってきてくれたそうです。

以前、私も中国で突然荷物が増え、急遽現地でザックを購入した事がありますが、作りが雑で、本気の登山に使用すると所々縫い目が破れてきたりしたことがあったので、海外物には信用をおいていませんでした。

先輩のザックはさすが山岳用ザックで、その点では安心できる物でした。

 

しばらく歩いていると雲行きが怪しくなり、雨が降り出しました。

レインコートを着用します。

ザックも濡れてしまうので、レインカバーを掛けます。

昔のザックはレインカバーを別途購入する必要がありましたが、現在はたいていザックの底の部分にレインカバーが収納されています。

 

先輩は友達からもらう時に「レインカバー付きだから」と言われたそうで、躊躇なくレインカバーを出しています。

実際にザックにカバーをかぶせると、黒いレインカバーの中央に金色のハングル文字で何かが大きく書かれています。

先輩は恥ずかしくなり、何とか裏側を表にし装着を試みますがダメです。

しかたなくそのまま装着して山行を続けた訳ですが、後ろから見ていると大きな「位牌」を背負っているようで、なんともおかしくて、先輩の後姿を見るたびに笑っていました。

 

文化の違いでしょうか?日本にも登山メーカーはたくさんあります。

アライ、モンベル、プロモンテなどなど・・・しかし、全て表記は英語です。

しかし、韓国のそのメーカーはあえてハングル文字で何かを書く。そこまでのポリシーがあるのは逆に素敵かもしれません。

日本語を使い何かを訴える。大切なことかもしれませんね。

 

しかし、思い出されるのは暴走族が昔来ていた特攻服。

背中に大きく日本語で何かが書かれていました・・私の中ではやはりイメージが悪過ぎます・・・。

 
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時間感覚の話 2013年05月17日

コミニュケーションセンターの芳野です。

 
先日GWに下関へ行ってきました。
旅行というよりは「ただ友人に会いに行った」に近いのですが、
下関で食べたふぐ料理がおいしかった!
初下関だったのですがまた行きたいと思います。
次回は時間を取って観光もしたいな。
 
その時に思った話。
名古屋→下関は新幹線で約3時間ですが行きよりも帰りの方が
時間が短く感じました。みなさんも経験ないですか?
「帰りはすぐ着いた感じがするね~」という会話をよく耳にします。
 
気になったのでネットで調べてみたらそういう研究がありました。
ネットってすごいですね(^^;
 
行きが長く、帰りが短く感じるのは心理学上あり得る話で
①行きの方が見たことない景色(刺激)が多いので長く感じる。
 逆に帰りは見たことある景色+心身が疲労していて刺激に対して
 感度が鈍くなっているため短く感じる。
②行きは現地での楽しみを辛抱している時間(つらい時間)なので
 長く感じる。
以上の理由により同じ時間でも帰りは短く感じるとのことです。
 
なるほどなぁと思います。
上記の話が本当ならば子供のころと今現在のの時間感覚の
違いにも納得がいきます。子供のころはすべてが新しく刺激だらけ
の毎日でしたし、1年という時間は途方もなく長く感じました。
 
一方、今の1年はそんなに長く感じません、ついこの前の話と思っていたことが
1年も前ということもしばしば…。こんなことではいけないですね。
 
自分からもっと刺激を求めて、1年をもっと長く感じられるように
しようと思いました。
 
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眠い 2013年05月17日

こんにちは、本日のブログは入社3年目の櫻井がおおくりします。

 

眠いです。もともと睡眠欲求は高い方なのですが、暖かくなってきた最近は、普段に輪をかけて眠いです。平日は7時間寝ているのですが眠いです。休日にいたっては15時間寝る事もあるのですが眠いです。ときどき「わたし病気なんじゃないかしらん」と不安になります。お医者様に相談したところ、「血圧が低すぎる。ダルイだろうねぇ」と言われました(上が80、下が40)。ダルイ・・・?これはダルイのか?私の認識では「眠い」なのですが。

 

私「ダルイでも眠いでも何でもいいから、治してください」

医「高血圧は命の危険があるから治療するけど、低血圧は何もしないものですよ」

私「毎日ダルイって十分問題だと思います」

医「じゃあ薬のみましょうかー」

 

そんなわけで、血圧を上げる薬を飲んでいます。効果のほどは…う~ん、あんまり感じません。眠いです。

 

そういえば、昔カナダに住んでいた時に気づいたことがあります。「カナダはよく寝る」

カナダ人がよく寝るという意味でもあるし、カナダに住んでいた頃の私がよく寝るという意味でもあります。「よく寝よう」と意識はしていないのですが、フツ~に生活すると9時間は寝ていました。しかしちょっと日本に戻ってくると、たちまち睡眠時間は6時間前後になります。これも意識して起きているわけではありません。そしてまたカナダに行くと、自然と睡眠時間が延びるのです。なぜだ・・・?

 

国別の睡眠時間を比較するリサーチ結果はインターネットでもたくさん見られます。多少の違いはありますが、どれを見ても「日本人は世界で二番目に寝ない」という点は同じです。ちなみに、もっと寝ないのは韓国人。一番寝るのはフランス人。

 

寝ない理由はわからないそうです。日本人より労働時間は長いのに、睡眠時間は長い国もあります(アメリカなど)。仕事にしばられない高齢者人口の割合と睡眠時間の関連性も見られないそうです。そんなわけで理由はわかりませんが、1つ結果は出ています。「睡眠時間が長い国ほど、出生率が高い傾向にある」そりゃそうだろうな。

 

とにかく、いま私の最大の悩みは眠気です。不眠の方に比べたらなんて呑気な悩みだろうと自分でも思いますが、本当に眠いんです。もう心底イヤになります。「そんなに寝たいって、私はいったい何のために生きているんだ?!」自分の存在意義を見失ってしまいます。

 

仕事のあと運動する。寝る前にアロマを焚く。瞑想する。ホットミルクを飲む。朝のスイーツを用意しておく。朝ラジオ体操をする。太陽におはようと言う。いろいろ試していますが、まだ解決していません。何かよい方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください・・・。

 
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小野のGW 2013年05月13日

こんにちは!

今日はグローブ担当小野がブログ担当させていただきます。

 

さて、みなさんゴールデンウィークは楽しく過ごされましたでしょうか?

ここでは僕のゴールデンウィークの過ごし方を紹介させていただきます。

 

僕にとってゴールデンウィークはまさに田植えの時期です。今はPDR本社近くの名古屋市に住んでいますが、実家は滋賀県(近江米の産地!!)の農村地帯にあり、兼業農家をやっています。

ゴールデンウィークにはそれぞれ各地に散らばっている兄弟が集まり、田植えを手伝うのが小野家のならわしです。

 

ですが、今回の田植えはいつもと違い、いろいろな発見がありました。

 

まず1つ目は田植え機が新しくなっていたこと!一度に植えつけられる苗の量が増えていて、1つの田んぼを植えきるのにかかる時間が2/3ほどになっていました。

20130513-1.jpgのサムネール画像

2つ目は田植え機に田を平らにならす機械がついており、田植え機が通る前に田をならす必要がなくなったこと。通常はでこぼこになっている田んぼを「田ならし」という野球で使うトンボのような道具でならしていきます。

 
3つ目は、育苗箱(田植え前に苗を育てるために使う箱)に入れる土がスポンジに変わり、重量が半分以下になっていたこと。通常は肥料入りの土を使用するため5キロほどあり、持ち運びが大変;
 
こんな感じで今回は新しい機械のおかげで田植え仕事がかなりラクになっていました。今は農業に携わる人がどんどん高齢になっていることを考えると、この改善は農家にとってかなりうれしいものだと思います。
 
田植えを経験した事のない方にとってはちんぷんかんぷんな話だったかもしれませんが、このような改善は、田植え機メーカーがお客様のニーズをひろって形にしたものなのだと思います。
僕もこれを見習って、お客様のニーズに合った商品を開発していきたいなと感じた里帰りでした。
 

 

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イベント隊長竹内第2弾! 2013年05月10日

ピーディーアールの賄い担当(?)、制作の竹内がお届けします。

 

5月6月DMに同封の「P.D.R.REVIEW(東日本大震災から2年東北被災地の歯科医院様、技工所様の今)」でご紹介した「ふかひれ濃縮スープ」の試食会を、4月某日に社内で行いました。

20130510-2.jpg

 

2月には鯨カレーと醤油ドレッシングの試食会を行ったわけですが、カレーはライスと合わせるだけで簡単なランチが出来上がります。

「ふかひれスープとライスだけでランチにする?」

私は絶対に嫌でした。他にコロッケ等があれば立派なランチメニューになりますが、それじゃふかひれスープが主役にならないじゃん!!

制作部署内で色々話し合った結果、“ふかひれあんかけ天津飯”に決定しました。

ふかひれスープには、もともととろみがついています。

水少なめで作れば、そのまま天津飯の“あん”として使用可能です。

 

卵を焼き上げるのに、キャンプ用のツーバーナー(ホワイトガソリン燃料:竹内私物)を使用します。

卵は一人あたり2個で、合計140個。ネギ2束、カニかまぼこ10パック。すべてを細かく刻み、卵と合わせます。

その中に塩コショウ、中華ダシを適量混ぜ、バーナーに火を入れて一気に卵を焼き上げていきます。

卵をごはんの上にのせ、あんをかければ完成。

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ピーディーアールでは12時からと13時からに分けて昼休憩をとっています。

だいたい半々で休憩をとりますので、1回で40人前の卵を焼き上げるわけです。

12時休憩の従業員の卵を無事焼き上げ、2回目の準備をしている間に、我々制作部も自分たちで卵を焼き食事をしました。

すっかり1回目の食事配善が終了した達成感と、あまりの旨さに話が盛り上がります。

時計を見るとすでに12時50分。やばい、次の方たちの準備ができていない。気を抜き過ぎました。

あわてて準備に取り掛かりましたが、時すでに遅く、卵の焼き上げを待つ長蛇の列ができてしまっています。

バーナーの火力を強くします。

ご存じの方は多いと思いますが、ホワイトガソリンタイプのキャンプ用のツーバーナーはかなりの火力があり、

中華料理店の炎と同等の火力が出せます。

火力を上げたことで、フライパンから熱せられた油の白煙が出始め、卵が心地よく焼かれていきます。

「よし、この調子だとすぐに列は短くなる!!」と思った瞬間です。

社内の火災報知機がけたたましく「ジリリリリー!!!」と鳴り響きました。

さすがというべき大音量、お電話でご注文いただいていたお客様にも電話越しに聞こえてしまったようで、大変ご迷惑をおかけしました。

あわてて社屋から出て、表の駐車場の地面にバーナーを置き、体操座りの姿勢で調理再開!!

卵の焼きあがりを待つ従業員も皆表の駐車場に並びます。

ピーディーアールの所在地は住宅街の中。人通りもそれなりにあります。

通りすがりの人たちは、「あの人たちなにしてるんだろう?」と不思議に思ったに違いありません。

 

残り2人分になった時でした。今度は卵が足らない!!あわてて自転車に飛び乗り、近くのスーパーで卵を購入し、調理再開すると、今度はバーナーのガソリン切れ。

カセットガスを使用し、卓上コンロで2人分を焼くことになりましたが、火力が弱く、ほとんどスクランブルエッグ状態。

だいぶ予定外のアクシデントが発生しましたが、なんとか無事に全従業員にふかひれあんかけ天津飯を供給することができ、皆から「おいしかった!」と高評価を受けました。

 

その日の午後(試食会から1時間後)、皆さんにお届けしているピーディーアール新聞を制作部の川合が書き終えていました。

ネタはもちろん(?)試食会と火災報知機騒動。

商品企画の櫻井に「川合、新聞ネタと原稿作るの早いな~」と話したところ、

櫻井が「きっと火災報知機の件は予測済だったんじゃない?」と一言。

ん~恐るべし、川合の未来予測新聞。

ふかひれスープはお客さまからも大変好評で、1件で100個ご購入してくださる医院様もいらっしゃいました。

被災地支援のために定価で仕入れて定価で販売しております。ぜひ皆さまもご賞味ください。

 

 

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