迷えるレフリー 2022年12月13日
こんにちは。広告部のジンシャンです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。
先日、JFA(公益財団法人日本サッカー協会)認定のサッカー審判員4級の資格を取得しました。
この資格があると、都道府県サッカー協会を構成する支部、団体、連盟等が
主催するサッカー競技の試合の審判を担当できます。
きっかけは息子の通うサッカーチームで、
自分もコーチのお手伝いをしたいな、と思ったからでした。
4級審判員の資格は講義を受け、
いくつか質問に受け答えすれば取得できました。
資格取得後に届いた公式のルールブックを読み、
いつか来る公式戦の審判デビューに備え勉強中の日々です。
元々サッカー経験者ですし、ルールブックもしっかり読んだので自信もありました。
漆黒のユニフォームを身に纏い、毅然とした態度でブレずに笛を鳴らし、
試合をジャッジする自分を妄想していました。
「四十にして惑わず」に一歩近づいちゃったな(そのお話はこちら)、
と楽観的な気持ちでいたのですが…
先日、息子の練習試合で審判デビューで現実を思い知らされました。
小学生の試合は8人制で、コートも大人用より狭く、
その為コート全体のジャッジを審判一人でします。
微妙な判定も、実際に審判が笛を吹いたらそのジャッジが絶対なので、
迷う事なく笛を吹けば良いのですが…子供たちが頑張っている姿をみると、
少しくらいの微妙なファウルなら、頑張って走ってるし、
そのまま継続した方が良いプレーが続きそうだな…とか、
ちょっと今のオフサイドかも?と思っても、
でもフォワードの子、今日何回も頑張って前走ってるし、
ファウル取らずにこのままゴール目指して続けたら良いプレーできるのかも…?
という具合に迷いまくりです。
ブレない審判のコツは
1:「先回り(試合展開の予測)」
2:「ポジション取り(判定しやすい位置にいる)」
そして、
3:「人情を捨てる(余計な主観は捨てて事実に基づいてのみジャッジする)」なのかも?と
思いながらも、この3つ目が中々できず、週末に練習試合で笛を吹き、
迷いを捨てる訓練の日々を過ごしています。
「四十にして惑わず」の境地に辿り着くには
まだまだ訓練が必要なようです。