東海豪雨 2023年06月20日

こんにちは。カメラ男Tです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

過日の大雨被害を受けられた地域の皆様には大変心を痛めております。
お客様をはじめ、ご家族や地域の患者様もご無事でしたでしょうか。
お見舞い申し上げますとともに、皆様のご無事と、被災地区の一日も早い復興をお祈り致します。

今から23年前、東海地方も大雨の被害にあいました。「東海豪雨」です。

会社から帰る途中の道が冠水し、私は通れそうな道を探しながら自宅方面を目指していました。
その間も降雨が続き、状況は悪化の一途。

車が走ることで波が起き、住宅のドアを壊すおそれがあり、住宅街を走ることも難しい状況。
道の先が冠水していることで渋滞が発生し、Uターンして戻ろうとしても、戻る道も冠水し身動きが取れず、そのまま水没してしまう車もいました。

自宅近くの県道がまるで川のようになり、何台もの乗用車が水没しています。
水位は乗用車の窓辺りまで来ており、大型トラックの荷台に乗せてもらい避難する人もいました。
私がゆっくり水没車を避けながら進んでいると、1台の乗用車の窓ガラスが曇っていました。

もしかして?と思い車を停車させ、助手席側に移動して冠水した車をノックすると、男性が乗っていました。
「逃げなきゃ!こっちに乗りなさい!」と私の車に乗せ、そのまま彼の家まで送り届けました。

いつもは1時間で帰宅できる道のりでしたが、結局たどり着けたのは6時間後。
普段冠水しないような場所でも突然の大雨で冠水する可能性がある。大雨の恐ろしさが分かりました。

この出来事があってから、車の中に脱出用のハンマーを常備するようになりました(アウトドア用の金属製の懐中電灯には、脱出用ハンマー機能のある物があります)。
また、大雨が降ると分かっている場合には、車が水没して故障しないよう、近隣の立体駐車場に駐車しています。

ご存知かもしれませんが、自宅や駐車場で車が水没してしまった場合には、絶対に水が引いてもすぐにエンジンはかけないでください。
外見ではわからない場所に水が残っており、それをエンジン内に吸い込んでしまうとエンジンが壊れてしまいます。
何もせずに修理業者に依頼したほうが良いです。

これからの季節、各地で大雨の降る可能性が高くなります。
少しでも被害が少なくなればと思い、このブログを書きました。
どうぞご用心ください。

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