テントの生地 2023年09月19日
こんにちは。カメラ男Tです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。
昔のことですが小学生から高校生の間、ボーイスカウトに所属していました(退団はしていないので今も名前だけ残っているかも)。
当時からキャンプにはよく行っていて、装備もそれなりに揃えています。
一昨年、息子がポリコットン素材のワンポールテントを購入しました。
ポリコットンなんて重い素材の何が良いのか、私にはわかりませんでした。テントは、畳むと小さくて軽いのが正義だと思っていました。
息子曰く、「将来、薪ストーブをテントの中に入れて、雪が深々と降る中、ストーブの火を見ながらコーヒーを飲むのが夢。」
ふ〜ん。そうなの。全く興味なく聞き流していました。
その後、社会人になった息子は東京で暮らしていますが、テントは私の自宅に置きっぱなしです。
昨年の冬、富山の氷見漁港で寒ブリを買ってテントで鰤しゃぶを食べようと、友人と計画を立てました。
冬山登山用の小さなテント(2人用)を使うつもりでしたが、人数が3人だったので、息子の置いていったポリコットン素材のテントを使ってみることに。テントの中にストーブを入れて、ストーブの火で鰤しゃぶを食べることにしました。
ボーイスカウトで活動していた頃はナイロン素材のテントは見たことが無く、コットンが大半でした。
雪や雨が降ったらベタベタになり片付けるのがめんどうだなと思いつつ、初めて息子のテントを立てました。
雪が降ってきましたが、昔のコットン素材のテントのように中に水が漏れる事も無く、ストーブの暖気もしっかりテントが保ってくれます。ポリコットン素材は難燃素材なので火の粉がついても燃えません。
息子のテントの素晴らしさがようやくわかりました。
その日から、息子のテントは私のものになりました。
しかし風通しが悪いので夏は暑くて使えません。そこで、新しく風通しが良いポリコットンのテントを購入しました。
これでポリコットン素材のテントが2つになりました。
息子の夢だった薪ストーブも今では私の夢となり、先日予約しました。
これで、今年の冬もご当地の食材を使って鍋を囲む準備が整いました。
息子がこのままテントを自宅に置きっぱなしにしてくれることを望みます。