どうする家康 2024年01月09日

こんにちは。カメラ男Tです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

皆さんはNHKの制作する大河ドラマ「どうする家康」をご覧になりましたか?
私は結構日本史が好きで、 史実とドラマ制作者の思いを比較して、「あ〜こう表現したか」とか「ここ削っちゃうんだ」とか思いながらドラマを見ています。

1年通して「どうする家康」を見てきましたが、家康の生涯を1年で表現しなくてはならないので、家康が天下統一をなす伏線「関ヶ原の戦いの小早川秀秋への調略」「大阪夏の陣の若江の戦い」などは端折られていました。まあ、しょうがないです。制作者の思いもあるのでしょう。

「どうする家康」の最終回は、NHKに応募してパブリックビューイングで視聴してきました。

家で見ていると、「ねぇパパ、今のどういう意味?」とか「上洛って何」など毎回娘たちが質問をしてくるので、内容に集中できないからです。しかし、会場に到着すると意外と小さな子ども達がいたため若干不安を感じました。というのも小さな子どもが会話せずに視聴することは難しく、ましてや死を伴うシーンでは泣き出す子もいるのでは無いかと思ったためです。

ところが、大阪城が落ちるシーンの最後で北川景子さん演じる淀姫(茶々姫)が自害し、約20秒の無音のシーンでは、参加者1,000人ほどにも関わらず会場は静まり返り、人の呼気さえも聞こえません。

その会場の雰囲気に鳥肌がたち、「どうする家康」への視聴者の思いを感じました。

パブリックビューイング後は皆静かに会場を後にしました。「家康の戦なき世界」の偉業に感動しつつ、家康の晩年を見届けた皆さんの目には涙が多く浮かんでいました。

家康は今回の大河ドラマで「白兎」と表現されていますが、岡崎城内の「龍城神社」では大晦日に「うさぎ汁」を振る舞っています。うさぎは、子孫繁栄の象徴であり、徳川幕府はその後250年余りの太平な日本を築きます。

2024年!泰平な世を望みます!弥栄!

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