うなぎの食べ方 2024年08月01日

こんにちは、コールセンター課のエイちゃんです。
※スタッフの名前はニックネームで記載しています。

先日テレビを見ていると、「うな重を食べるときは、鰻の上ではなく、お米とうなぎの間に山椒を振ると、山椒の風味が強くなりすぎずに美味しくいただける」と番組に出ている自称グルメ王の方が言っていました。

夏と言えば鰻、グルメ王が言うならその食べ方で食べてみようと、近所の鰻屋へ。
名古屋で鰻と言えばひつまぶしです。席に案内されると早速、ひつまぶしと粉山椒を注文しました。
名古屋の鰻は外はカリッとしつつ中はフワフワして絶品です。

久しぶりの鰻が運ばれて来るまでの時間、妻にグルメ王の教えを、さも知ったような顔で説く私。
少し待つと、待望のひつまぶしが。いつも通り、お茶碗に取ってお米と鰻を混ぜ合わせた際に気づきました、グルメ王の教えが通用しないことを。

そもそもグルメ王は、うな重の美味しい食べ方についての教えを説いてくれており、ひつまぶしの食べ方については触れていません。
うな重の場合は、鰻をペロッとめくって山椒を丁寧に振れば、グルメ王の言う美味しい食べ方が成立します。

対してひつまぶしは鰻が1センチほどの幅に切られた状態で出てきます。鰻をペロッとめくれないので、お米と鰻の間に山椒は振れないですし、仮に頑張って鰻を一度取り除いてお米の上に振ったところで、結局混ぜ合わせるので意味がないのです。
これじゃあ何のために鰻屋に来たのか、妻からも冷ややかな目を向けられ、食べる前に少し意気消沈するも、眼の前の輝くひつまぶしには関係ありません。
これは鰻に失礼だと思い、山椒の事などすぐ忘れ、むしゃむしゃと美味しくいただくのでした。

皆さんも是非一度、うな重を食べることがあれば実践してみてください。
さぞ美味しいことでしょう。

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