2018年4月Vol.70 サクッと小噺

※小噺は過去分を随時アップしております。内容に時差がある場合もありますが、是非ご覧ください。

こんにちは、サクライです。この歌は小学校で歌いましたよねぇ。 八十八夜とは立春から数えて八十八日目を指し、春から夏に移る節目だそうです(だいたい毎年ゴールデンウィーク中に当たります)。この時期に摘む茶葉は、一冬を越えて蓄えられた養分がたっぷりで、味も栄養も極上!!!

さて、このたびサクライは「キシリ抹茶ソイラテ」を作ったのですが、これは静岡のお茶屋さんと一緒に開発しました。このお茶屋さんを訪問するために静岡に出張した時に、面白い発見がいろいろあったので、今月はその話をしたいと思います。

茶畑には扇風機がいっぱい!
ずらっと整列した茶畑はそれはそれは美しいのですが、その中に、背高のっぽの扇風機がたくさん点在しています。電柱のてっぺんにファンがついているような見た目です。

これは「防霜ファン」というそうです。茶葉に霜がおりると傷んでしまいます。霜がおりるような寒い時は、地表の空気は冷たくて、地上5~6mくらいの空気は温かいそうです。そこで地上5~6mにある温かい空気を、ファンをまわして地表に送って、茶葉の凍害を防いでいるという事でした。なんて賢い装置でしょう!防霜剤のような薬を使っていないところが良い。理系赤点の私でも分かるシンプルさが良い。茶畑の上空でくるくる回る風情も良い。イイなぁ、防霜ファン。

 

茶の新芽の天婦羅が美味しい!
お茶屋さんがランチに連れて行ってくれた和食屋さんで、茶の新芽の天婦羅がでました。茶処ではポピュラーな天婦羅だそうです。味はほろ苦くて(ふきのとうの天婦羅をイメージすると近いかも)、鼻からスッとお茶の香りが抜けます。とても美味しい、大人の天婦羅です。私達が普段見ている茶葉(蒸したり揉んだり発酵させた茶葉)ではダメで、摘んだばかりの茶葉で作ります。コレ、蕎麦屋さんなんかで出したらウケると思うんだけどなぁ。他県にも進出してくれないかなぁ。

ハンバーグ屋さんでもお茶オシ!
これは出張ではなく遊びで静岡に行った時の事です。静岡県内だけで展開する“さわやか”というハンバーグチェーンがテーブルに敷いていたランチョンマットに「お茶のおかげで静岡県民は健康寿命が長い」という記事が書かれていました。ハンバーグ店なのにお茶の話…(笑)。静岡の方々はお茶に誇りを持っているんだなぁと、改めて思いました。
ハンバーグもすごく美味しかったですけどね。

 

そろそろスーパーにも新茶が並びます。
夏の訪れを感じながら、
一冬越えた茶葉の旨味をしみじみ味わってみてはいかがでしょうか。

 

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