電車の旅
こんにちは。本日のブログは、コミュニケーションセンターの神戸がお送りします。
先日友人4人のグループで電車旅行をしてきました。
内1名は体が不自由で車イスを使っています。他の友人とは目的地近くで合流しますので、名古屋からは私と車イスの彼と二人旅です。
彼とは幼稚園来の付き合いでしばしば旅行に行くのですが、普段は専ら車を使いますので、電車での移動は初めての経験でした。
在来線の改札からホームへの移動、乗降車、新幹線に乗り換えて専用の個室への案内に至るまでの都度、駅員さん・乗務員さんが付き添ってくれたり、エスカレーターを封鎖して逆回転させてくれたり(このときは6人がかりでした)と、安全快適に移動できるよう尽力してくれたおかげで、無事に旅を楽しむことができました。
JR東海の皆さん、その節はありがとうございました。
でも今回分かったのは、まだまだ公共交通機関でもバリアフルな場所が多いという事実です。
身障者用のトイレでも入口に1センチほどの段差があったり、電車内で車イスを転回できる十分なスペースがなかったり。
たとえ1センチの段差でも、全身の筋力が衰えている彼は一人で乗り越えられないのです。
見慣れた景色が普段とは一味違って見えた電車旅でした。