田舎に生まれて

こんにちは。本日は新入社員の関がお届けいたします。
自己紹介も兼ねて、私の出身地の話を少し。

 

私が育った三重県いなべ市藤原町は、俗に言う『ど田舎』です。
だからでしょうか、お年寄りがとても元気です。
地元に帰ると80歳くらいのおばあちゃんが原付に野菜を積んで走っている姿をよく見かけます。
また、猿・猪、時々は鹿も道路を悠然と歩きます。
幼稚園から小学校まで、クラス替えは1度もなく、中学校でさえ2クラス!
外の集落と関わりが薄いため、地元を出ることが少ない幼少期でした。

 

そんな私の今の遊び相手は、やはりずっと一緒に育ってきた同級生たちです。
彼らは、職場を求めて、あるいは都会に憧れて地元を離れ、私と同様に多くが愛知県、または東京に住んでいます。

 

社会人になっても田舎育ちの独特の団結心が残っていて、例え遠く離れても頻繁に連絡を取り合って週末は一緒に過ごしています。先日、彼らと集まって飲み明かしていたときの話題は、

 

・ 今年は地区行事の主役が回ってきたぞ(汗)
・ あそこのおばあちゃんの調子が悪いらしい
・ だれだれが今度結婚するらしいぞ、相手はアイツだ(両方よく知っている)

 

仲間内に終始する田舎独特の雰囲気から、10代のころは抜け出したいと思っていました。
でも、近所付き合いが貴重なものだと知り始めた今日この頃ではそれもそれでいいかな、と思うようになりました。

 

『馴れ合い』は時に煩わしく感じますが、癒されることも多いですよね。
きっと私がおじいちゃんになっても
彼らと日向ぼっこでもしているんだろうな、という気がしています。