スマホのウィルス対策

本日はシステムの長谷川がお届けします。

近年、スマホの普及率が飛躍的に上がり、スマホを持っている人も多いと思いますが、今回は最近増え続けているスマホのウィルスについて、触れたいと思います。
パソコンのウィルスについては、皆さん結構知っていると思いますが、スマホにもウィルスが感染することをご存知でしょうか?
現在、パソコンウィルスは1日に1万種以上も出現していると言われていますが、スマートフォンウィルスは2004年以降現在まで累計しても3700種ほどしか確認されていません。この数だけみると、パソコンウィルスに比べてスマホウィルスはそれほどたいしたことではないように思えます。しかし、脅威の質という面でみると、パソコンウィルスよりスマホウィルスのほうがはるかに危険なのです。

 

スマートフォンには電話番号や住所、GPSの位置情報やクレジットカード情報など個人情報が満載です。これらがウィルスによりネット上に流出したりすれば、パソコンでウィルス感染した場合よりも大きな被害に繋がってしまいます。

特にAndroid版のスマホを使用している方はご注意を!
なぜ、Android版のほうがiOSのiPhoneよりウィルスに感染しやすいのかというと、iPhoneの場合はアプリをダウンロードできる場所はApp Storeのみです。このApp Storeはアプリを掲載する際に必ずApple社の審査があるので、悪意のあるアプリが混入する可能性は低いそうです。しかし、Android向けアプリは色々なサイトから自由に入手することが可能です。
従って、悪意のあるアプリを配布するのにはとても都合がいいとされています。

 

普段何気なく使っているスマホですが、とても危険が潜んでいます。スマホ用のウィルス対策ソフトも数多く出てきていますが、対策ソフトを入れてあるからといっても決して完全に防げるというものではありません。
実存するインフルエンザなどのウィルスと同様に、ネット上のウィルスも日々変化していきますので、皆さんも注意してください。

心配だなと思った方は、「スマホ 警視庁」で検索すると、警視庁が公開して
いるサイトがありますので、見てみてください。