日本を憂う

こんにちは。

システムの長谷川が最新のネット上での話題についてお送りしたいと思います。

 

既にテレビコマーシャルなどでご存知だと思いますが、ソフトバンクから「ペッパーくん」という家庭用ロボットが2015年2月に発売予定です。
今回はこの「ペッパーくん」に関しての話題をお届けします。

 

この「ペッパーくん」ですが、19万8千円でだれでも実際に購入できるロボットです。
少し前に話題になった「AIBO(犬型ロボット)」と同じように考えている人もいるかもしれませんが、中身はまるで違い、世界初の感情認識パーソナルロボットとのことです。

 

「ペッパーくん」の何がすごいかというと、ロボットとしてはかなり高水準の人工知能などの仕組みを搭載している本格的なロボットなのに、値段が驚くほど安い!!
19万8千円という値段は、そこそこのパソコンを買うのと変わらない値段で、昔私たちがアニメで見ていた鉄腕アトムなどの世界が現実化してきたということです。
自ら判断して物事を考え、相手の気持ちを表情や声から判断して笑顔にしようと努力し色々なことをやり取りしながら少しずつ成長していく。
また、クラウドで様々な情報と繋がり、常に最新の情報を教えてくれる。
まさに小さい頃見ていたアニメのアンドロイドそのものだと思いました。

 

こんな夢のようなロボットをなぜ一般向けにソフトバンクは発売しようと考えたのか?
最初は宣伝目的なのかなとも思ったのですが、孫正義氏が講演でこのロボットについて語っている内容を知ってすごい!と思ったのです。

 

「自動車が生まれて既に200年くらい経ちましたが、人々のありとあらゆる生活シーンに自動車があります。パソコンが生まれて30数年ですけれども、あらゆるシーンにパソコンがあります。今から30年、50年、100年すれば、ありとあらゆるシーンでロボットが活躍する、そういう時代が来ると私は信じております。
(途中略)
そして人間とロボットが共存し、世界最先端の技術、知識を持ち、結論としては、日本は復活できると、復活してみせると、そのような方程式はもう一度作り上げることができると私は申し上げたい。
つまり、日本はもう一度、世界一の競争力を取り戻す。

「日沈み行く国、日本」ではなく「日出づる国、日本」として復活する。みなさんと一緒に日本を元気にしたいと思います。よろしくお願いいたします。」

 

以上のような内容を力強く熱弁しています。

 

以前にも書いたかも知れませんが、ソフトバンクの会社のロゴは坂本竜馬の海援隊の旗と同じです。
これからの日本の未来を見据えて突き進む孫正義氏はまさに坂本竜馬の生まれ変わりではないだろうかと、勝手に妄想して感動してしまいました。