IDSに行ってきました
みんなさんこんにちは!
コミュニケーションセンターの張です!
今日は引き続き、IDS(3月にドイツで行われた、世界最大規模のデンタルショー)についてお話しします!
人生初のヨーロッパ上陸。
身長145cmの私には、空港出てから会う人会う人みんなが巨人に見えます。日本でも小柄なほうですが、通りすがりの小学生より小さいなんて!
そんな私が大きなトランクを持って電車で並んでいると、前に並んでいたおばあちゃんが私を見て、無言で頷きさっとトランクを運んでくれました。
あ、ありがとうございます!
日本では普段おばあちゃんの荷物を持ってあげる側なのに、逆に助けられて複雑な気持ちになりました。
「子供ががんばってる」と思われたんだろうなあ・・・これでも25歳なんです!
そしてIDS会場となるメッセがある街、ケルンはドイツで4番目に大きな都市。有名なケルン大聖堂をご存じの方も多いと思います。
第二次世界大戦ではケルン市内の90%もの建造物が焼けたにも関わらず、唯一大聖堂は奇跡的に崩壊せずにその姿をとどめ、敗戦に絶望していた市民に希望の光を与えたと言われています。
神様のご加護なのか・・何百年もかけて建てられた教会の神秘さに圧倒されました。
そして、ケルンはオーデコロンの発祥の地でもあるのです(オーデコロンは、フランス語で「ケルンの水」という意味)。あのナポレオンも愛したと言われる有名なオーデコロン「4711」を、私もちゃっかりゲットしてきました。
さて、私のヨーロッパ満喫話はさておき、本題であるIDSの話を。
さすが2年に一度の世界規最大のデンタルショ―!
面積はなんと東京ドームのグラウンドの約12倍!来場者数は138,500人!出展企業2,201社!
欧米メーカーの展示ブースにはソファやカウンターが付いて、ワインを飲みながら商談できるところもありました。
フランクフルトを焼き、搾りたてのオレンジジュースを無料で配るブースも。
綺麗なお姉さんがパンフレットを配ったり、似顔絵をタダで書いてくれたり、歯科と関係ないじゃん!と言いたくなるようなお楽しみをたくさん用意してるブースもありました。
また、ジルコニア用のCAD/CAMの機械や材料やインプラントが多く展示されていました。
日本は保険制度が材料や機械に大きく影響している聞いていましたが、展示内容の違いから実感できました。
PDRがメインに扱っている消耗品は、展示品の中のほんの一部でした。
しかし、たかが消耗品、されど消耗品。
消耗品を展示しているメーカーさんは、皆商品にちょっとした工夫を積み重ねていました。
参考になった点、学んだ点を、少しずつ自分の仕事にも活かしていきたいと思いました。
いろんな商品を見られただけではなく、そこにいた世界中のメーカーさんと話せたことも、とっても勉強になりました。
たとえば、歯磨き粉メーカーのブースでは、味についての言及はほとんどなく、成分の効果や意味を延々と説明されます。
プレゼンを聞きながら、私たちは自社の商品を通して何をお客様に提供できるのかな?何を提供するべきなのかな?そして、私たちが提供したいものは、どうしたらお客様に伝わるのかな?・・・等々、自分たちについても考えさせられました。
世界の情報を収集して、もっともっとお客様のお役に立てる新しい商品とサービスを見つけていきたい!と、大きな夢もできました。
でも、新しいものを見つける前に、今ある商品やサービスの質を見直していかなければ。
2年後また出張メンバーになれるよう、まずは日々の仕事をがんばろう!と、やる気満々になって帰ってきた張でした。
【会場の雰囲気】 【絞りたてのジュースが飲めるブース】
【高級チーズ食べ放題】 【張の似顔絵】
【飲みながら商談】 【横たわる骸骨】