アパート訪問ボランティア

こんにちは。去年の9月に入社した、新入社員の清水です。

 

先日、名古屋市にあるNPO法人が主催するアパート訪問ボランティアに行ってきました。
訪問ボランティアとは、身寄りのないお年寄りが住むアパートを訪ねて、孤立しないようにおしゃべりを楽しんだり、相談相手になったりといった生活支援をするものです。
昔からボランティアや交流会といった活動が好きで、募金活動や施設ボランティアは数多くしましたが、お話をするボランティアは初めて!ましてや自分よりずっと上の世代の人と!これは面白そう!
インターネットでその存在を知り、すぐに説明会に足を運びました。

 

説明会に参加してみると、来ていたのは40~60歳ぐらいの人達ばかり。20代は自分しかいません。おじちゃんおばちゃんの井戸端会議といった感じで、学生ボランティアとの雰囲気の違いが新鮮でした。その説明会ではボランティアの目的や概要などの説明だったのですが、一つ気になる点が。

 

「訪問先は障害を持つ方も多いです。お話が苦手な方もいらっしゃいます。」

話をするボランティアなのに、話が通じないって、どうするんだ・・・?
これは思ったよりハードルが高いかもしれない。でも楽しそう。
ちょっとドキドキしながら初回の訪問。
基本的には2人一組で回るのですが、私は初めてだったので、ベテランの男性がついてくれました。

 

訪問したのは足が不自由な男性。70代ぐらいのおじいさんでした。
私はベテラン男性の後ろにくっついてただ話を聞いていただけなのですが・・・

 

何を話しているかわからない。
方言がきつい上に、おじいさんの声が小さい。おまけにテレビの音ガンガン。
必死に聞き取ろうとしてみるのですが、なんとなくでしか話がわかりません。

 

でも、おじいさんがとても楽しそうに話しているのをみて、ほっこりとした気持ちになりました。
終わった後にベテランの男性にそう話すと、「初めてだからね、そのうち慣れるよ。」と笑ってくれました。

 

こんなボランティアもあるんだ、と名古屋で新しい世界を発見した日でした。次回も楽しみです。