ダンス!

  話題の映画「ラ・ラ・ランド」をどうしても「ラララランド」と読んでしまいますが、友人たちも皆「ラララランド」と呼んでいてなぜか安心したコールセンターの廣政がお送りします。

 

さて、映画「ラ・ラ・ランド」。みなさんは見に行かれましたか?
ミュージカル映画ならではの圧倒的なダンスと音楽!出演者が着ている衣装もカラフルで素敵でした。そんな廣政の最近のマイブームは、朝「ラ・ラ・ランド」のサウンドトラックをかけて、小躍りしながら出勤の準備をすることです。

 

そして、「ラ・ラ・ランド」に触発された私、先日コンテンポラリーダンスを見に行ってきました。
現在はぽっちゃり体系の私ですが、幼い頃はクラシックバレエを習っていました。
今回見に行ったのは、「ピーピング・トム」というベルギーのダンスカンパニーです。

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ピーピングは英語で「覗き見る」という意味で、トムは一般的な人の名前。つまり、カンパニーの名前は「覗き屋」という意味なんです。
なんて名前!

 

名前だけではなく、そのパフォーマンスとプログラム内容も驚きの連続でした。
まずびっくりしたのは、人間離れしているテクニック!
文章力のない私には「~がすごかった!」とは表現しにくいのですが..・・・なぜあんなに身体が曲がってしまうのか?なぜあの部分があんな風に動くのか?理解できない形や動きの連続でした。

 

また、所属するメンバーが多国籍でバックグラウンドがさまざまな点も面白いのです。
今回の作品でも現地キャストが参加していますし、重要な場面では、メンバー各々が母国語でセリフを話します。言葉の意味は全くわからないことも多いのですが、場面場面のセリフが緊張に満ちていて、逆に言葉にとらわれずに状況や舞台の場面で内容が理解できた気がします。

 

バレエダンサーというと幼少期からバレエ一筋だった人ばかりのイメージだったのですが、ピーピング・トムの団員は、元オリンピック選手だったり、画家だったりとバックグラウンドが様々です。ダンスがとっても個性的なのは、その人が歩んできた人生が踊りに反映されているからなのかもしれません。

 

私の稚拙な文章では、ピーピンク・トムのすごさはとても表しきれません。
興味をもってくださった方は、ぜひ劇場に足を運んでご覧ください。