ちょっと心が温まるお話
こんにちは。
今年4月に入社しました、コールセンターの本多です。
今回はちょっと心が温まった私の体験談を書きたいと思います。
私は大阪出身で、今年の3月に愛知県へ引っ越してきました。
ある日、引っ越したばかりの家で掃除をしていた時のこと。
「ピーンポーン」と家の呼びベルが鳴りました。
「宅配便でーす。」
私自身、部屋の片付けをしている最中だったので、
代わりに妻(日本語がまだ上手く話せないシンガポール人)に荷物を受け取ってもらいました。
結構大きな荷物で、
「何だろう。実家から何か届いたのかな?」
と荷物の送り主を確認してみると
…知らない方から送られてきています。
宛先を確認すると、
全く知らない人の名前が書いてあります。
しかし、記入されている住所は、私の住んでいる家の住所と同じです。
そこで私は思いました。
「これ…私が引っ越しする前に、この家に住んでいた人宛の荷物だな。」と。
さらに品名に「結婚アルバム」とありました。
こんな大切な物を…これは大変!と、
箱は開けずに、急いで送り主さんに電話し、
間違って送られている経緯を説明しました。
送り主さんは少しパニックになっていましたが、
私が取り急ぎ返送します、ということで話は落ち着きました。
その1週間後、いつものように部屋の片付けをしていました。すると…
「ピーンポーン。」と呼びベルが鳴りました。
「宅配便でーす。」
妻ではなく私が今回は受け取りました。
宛名はちゃんと私です。
送り主は、アルバムを間違って送ってきた方でした。
荷物を開けると、
なんと中には大量の素敵なお菓子と一通の手紙が入っていました。
手紙を読んでみると、
「本多様、この度は私どもの不手際でご迷惑をお掛けして大変申し訳ありません。本多様が迅速に返送していただいたおかげで、大切なお品を無事に届けることができました。本多様に届いたことが不幸中の幸いでした。本当に助かりました。こちらはお礼のお品です。ありがとうございました。」
と謝罪と感謝が綴られていました。
「そっかそっか、良かった!」と私も安心し、本当に嬉しくなりました。
良いことをすると、やっぱり気持ちが良いですね。