2013年4月号Vol.10 2013年04月30日
こんにちは、サクッと小噺のサクライです。
いつもは私の個人的な話をつれづれなるままに書いていますが(えぇ、恋愛相談から家族の恥まで!)、今回はちょっと違うテーマでお送りします。
震災から2年が過ぎ、被災地に縁のない人にとっては「過去の事」になりつつある東北の話です。
私達P.D.R.は愛知県にあるのですが、日常生活における震災の影響は影をひそめ、それに伴い、私達の記憶も薄れつつあるように感じます。きっと他の県でも同じではないでしょうか。
震災が起こった直後は、被災地の歯科医院様・技工所様に物資の支援をしていました。
グローブ、マスク、歯ブラシなどなど、私達の商品が役に立つならぜひ!という気持ちでした。そして震災から2年が経ちました。復興はまだ始まったばかり、またはスタートさえ切れていない地域もあるのに、東北への世間の興味は薄れていく昨今…これはマズイ。私達P.D.R.に、いったい何ができるのでしょう?
P.D.R.皆で知恵をしぼりました。う~ん……。
―私達は全国にお客様がいます。そして、通販という形態で物を紹介する仕組みも持っています。
この仕組みを使って、日本各地のお客様に「東北の今」を伝える事ができるんじゃないか?
そうして始まった東北めぐり。弊社の山男・竹内が、東北の歯科医院様・技工所様を訪問してお話を伺い、小冊子を作る事にしました(全3回。vol.1は3月にお届けしました。vol.2は5月、vol.3は7月DMに同封予定です)。
それぞれ辛い記憶を胸に抱えながらも、従業員や患者さまの為に前を向いて奮闘する姿に、竹内は涙を流します。
勇気づけるつもりが逆に勇気づけられ、「この人達の事を全国のお客さまに伝えよう!」という熱い想いを持って、竹内はP.D.R.に帰ってきました。
また彼は、東北の経済に少しでも貢献しようと、ご当地のドレッシングとカレーを大量に買いつけてきました。
陸前高田市の醤油の老舗「八木澤商店」の醤油ドレッシングと、石巻市の水産会社「木の屋 石巻水産」の鯨カレーです。たくさん仕入れるからといって値切ったりはせず、竹内は定価で購入(ドレッシング470円・カレー600円)。これを、P.D.R.のお客様に、そのまま定価で紹介しよう。
P.D.R.には一銭も入らないけど、現地の企業に全額入ればいいじゃないか!!
帰社後―。
サクライ「…竹内さん、男気あふれる企画だけど、いくらなんでも 発注しすぎ!こんなに売れるかあっ!!」
竹内「俺は感動したんだっ! 俺の力なんてちっぽけだけど、全力でやりたいんだっ!!!」
サクライ「…………」
竹内が発注しすぎました。皆さん、手を貸してください。
東北の復興支援、参加していただけませんか?
裏面のご注文用紙で復興支援品をご注文いただけたら、送料はいただきません。
もちろん、支援品と共に歯科材料をご注文いただいて合計が4800円に満たなくても、送料はいただきません。
ささやかながら、私達から東北への支援とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。