皆さんこんにちは。
コールセンターの谷澤です。
本日は、最近改めて感じた、
利便性と人とのつながりについてお話しします。
私は家から電車とリニモを乗り継いで通勤しています。
地元の駅には自動改札機がありません。駅員さんに切符を渡します。
社会人になって初めてその駅を利用したのですが、
最初はどうやって改札を通ればよいのか分からず、
入社日にあたふたした覚えがあります。
駅員さんに切符を渡して電車に乗ったあとは、リニモに乗り換えます。
リニモは2005年に開催された愛知万博(愛・地球博)の未来感と
会場アクセスの目的を兼ねて建設された
磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)です。
無人自動運転のため、運転手さんも車掌さんもいません。
自動改札機すらない駅から電車に乗っていたかと思えば、
運転手さんさえいない自動運転のリニモに乗る。
毎日とてつもない時代の流れを感じながら、通勤しています。(笑)
ですが!
そんな、地元の駅にとうとう自動改札機ができました。
まだシートに覆われて稼働はしていませんが、
ICカードも使える最新の改札に生まれ変わるようです。
入社してから4年間、
毎朝、駅員のおじちゃん達と挨拶を交わし続けました。
たかが挨拶、されど挨拶。
挨拶一言で気持ちが晴れることもありました。
改札機が出来たら、暑い夏や寒い冬に、
駅員さんがわざわざ外に立っている理由はなくなります。
駅員さんにとっては喜ばしいことかもしれませんが、
私にとっては少し淋しいです。
世の中がどんどん便利になる反面、
人との接点が少なくなり、
『人の温かみ』に触れることは難しくなっていく気がしています。
弊社も通販です。
なかなか皆様と直接お会いする機会はありません。
利便性は強みとしつつ、
『人の温かみ』を伝え続ける努力はしていきたいなと改めて思いました。